このカルガモが卵を抱いているのを知ったのは、先月21日のことだった。
私が知ったのがその日で、それより前から抱いていたのかもしれない・・・。
それから、20日が経つ。
そろそろ誕生か、と期待が膨らむ。
今日は、頭をもたげてガサゴソと動いていた。
昨日からカラスがうるさいので、追い払ってやった。
今のところこの巣の守備隊は、この池の管理人さんと私だけのようだ。
管理人さんの武器はおもちゃの「ピストル」、私の飛び道具は「えのみ鉄砲」である。
カラスの声のする方向に向かって、3,4発撃つと、音に驚いたカラスが飛び立っていった。
なんとも頼りないが、巣を守ってあげる手段はカラスを追い払うのみなのだ。