幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

野鳥の巣

2021-08-09 | 日記

庭のもみじの枝に、野鳥の巣があったので覗いてみた。

もちろん、雛はすでに巣立っている。

 

枝を使ってうまく作られ、葉が茂っていて上空から敵にみつかることもなさそうである。

下から見上げるとこうなっている。

 

脚立を立てて巣を上から覗いてみると、卵のかけらが4個残っていた。

気が遠くなるような数の小枝、紐の切れ端、ビニール、糸くずなどで作られ、その能力には驚くばかりである。

基礎部分は枯れ枝などでがっちりと組まれ、少々の風にも大丈夫そうだ。

内装はビニールなどで柔らかく作られている。

大した建築家である。

 

枝からはずしてじっくり観察する。

巣の全体は20cmほど、雛の居たお椀状の部分の径は8cmほどの大きさ。

卵は長さ2cm、横幅1cmほどの小さなものである。

さてさて、これはどんな鳥の卵なのであろうか。

 

里山の緩斜面に立つ我が家の周りには、いろいろな野鳥がやってくる。

終日、鶯の声を始め、ピーピー、チチチ、ギャーギャーなど鳥の声が聞こえる。

こんな小さい卵なので大きな鳥ではないだろう。

私には知識がなく、その野鳥が何であるかを特定することはできないのは残念。

それはそれとして、どんな鳥であれ、成長した姿で飛び回っていることを祈ろう。



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