幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

牛スネ肉のビーフシチュー

2024-02-13 | グルメ

我が家の、妻の手作りの「ビーフシチュー」である。

その味付けのポイントは母親ゆずりらしい。

肉を煮込むのは時間がかかるが、圧力鍋を使うことで「タイムパフォーマンス」を良くしているようである。

 

牛はスネ肉を使っているが、ホロホロとスプーンで簡単にほぐれる柔らかさになっている。

ホールトマト(缶詰)を使って全体を煮込んであり、ゴロゴロした大きさのジャガイモやニンジンが肉といいバランスである。

食べる直前に、「サワークリーム」を好みの量載せる。

肉や野菜をスプーンでほぐし、クリームとスープに混ぜながら食べるのが我が家流である。

赤い色の料理には「赤ワイン」・・・。

 


冷えた体を温めてくれた「おっきりこみ」

2024-02-13 | グルメ

 

先日の宝登山(埼玉県長瀞町)に登った帰り道、秩父鉄道長瀞駅近くの食堂で遅い昼食をとった。

ところどころに残雪が残る寒い日だったので、あったかいものを捜していると「おっきりこみ」の文字を見つけた。

山梨県の「ほうとう」によく似た郷土を代表する麺料理で、群馬県には「おきりこみ」があることは聞いていた。

おそらく、そのうちの群馬県の粉食文化が、境を接する埼玉県の秩父地方に伝わったのではないかと想像している。

「ほうとう」と「おっきりこみ」の大きな違いは、ほうとうは味噌味なのに対しおっきりこみは醤油味ということらしい。

また、ほうとうの具にはカボチャが欠かせないとも言われる。

 

さて、今回食べた「おっきりこみ」は醤油味で、うどんは幅1センチ半ほど、厚さ2~3ミリほどもある幅広で厚い麺である。

具材としては、大根、ニンジン、白菜などの野菜に油揚げ、なるとが入っている。

「ほうとう」の汁がトロっとしているイメージを持っているが、この「おっきりこみ」はむしろあっさりしていた。

「ほうとうに似た味」への期待ははずれてしまったが、熱い汁に身体が温まった。

 


宝登山のロウバイを楽しむ

2024-02-12 | 花木

春めいてきた陽気などに誘われ、宝登山(長瀞町・埼玉県)に登ってきた。

ロウバイ(蝋梅)の名所として知られており、今が見ごろとなっていて多くの観光客でにぎわっている。

 

秩父鉄道の長瀞駅を降り、宝登山方面に向かう人の列に交じり十数分歩くと「宝登山神社」に着く。

 

この神社のすぐ脇からハイキングコースに入る。

途中、先日の雪が残っていたりぬかるんでいる箇所もあるが、概ね歩きやすい緩やかな登りである。

汗をかく間もなく1時間ちょっとで山頂に着き、無事に三角点を踏む。

山頂一帯は緩やかな斜面が拡がり、多くのグループがお弁当を広げていた。

 

好天に恵まれ、目の前にはぐるりと秩父の山並みが連なり、気持ちの良い展望が拡がっている。

樹間からは、秩父のランドマークともいえる「武甲山」が望める。

 

山頂直下に広がる「ロウバイ園」には3種類、3000本のロウバイが見ごろとなっている。

園内には歩きやすい遊歩道が整備され、気持ちよくお花見ができる。

 

ロウバイ園の一段下がったところは梅林になっている。

少し離れて見ると、山肌に展開する紅白のコントラストがきれいである。

 

多少の足の疲れも感じており、雪のある所での転倒もイヤだったので、下山はロープウェイを使った。

たった5分で山麓まで運んでくれた。

帰途につき、秩父駅(西武鉄道)で飲んだ地ビールは格別であった。


ワインのともはデパ地下グルメ

2024-02-09 | グルメ

友人のグループが勝沼(山梨)でブドウを栽培し、ワインを造っている。

醸造は専門家に委託するそうだが、年間300本程度のワインができるとかで、毎年プレゼントしてくれる。

 

昨日の夕食は、このあいだ頂いたそのワインを開けた。

テーブルには、妻が「デパ地下」で買ってきた惣菜を並べた。

生ハム、カニ・ポテトサラダ、ミニハンバーグ、キッシュ、グラタンなど。

 

「甲州」という品種のワインは薄いオレンジ色のような色をしていて、見た目にもきれいである。

口に含むとブドウの甘みが口に広がるが、甘ったるい感じではない。

喉を通ると甘さが消えて、後味として口にさわやかな酸味が残り、スイスイと呑めてしまう。

手が掛かっていないのに良い夕食になったのは、おいしいワインのおかげである。

 

 

 


雪の重みに耐えかねた松

2024-02-07 | 日記

一昨日から昨日にかけての大雪は、春の雪らしい湿り気をたっぷりと含んだ重い雪であった。

わずかなスペースの雪かきをしただけであるが、雪の重さに腰が悲鳴を上げた。

 

思いがけないところに、雪が残したツメ痕も見られる。

折れて落ちた松の枝は、その太さが太ももほどあろうかと思われる。

この枝をポキッと折るには、人間の力だと何人がかかれば可能であろうか。

雪の重さは想像以上である。