11月15日

「皆が喜んでくれる自分を演じるより、人目を気にせず、素顔の自分を表現すれば楽になる」 美輪明宏
美輪さんの本は好きでよく読んでますが、最近見つけた、素敵だなと思った言葉です。

タロット手相の鑑定の仕事の中で、お客様からのご質問に、誰々からどう思われているか、というのがとても多いのを、この言葉を見て思い出しました。

会社での周りの人との関係、交際相手、家族、親戚、近所の人、
、、、いろんな人間関係の中で、あの人からきっとこう思われているんだろうか、、、でも聞けないし、聞いたらまたこう思われてしまうかもしれない、、、とか、頭の中でグルグル回っていて、いつも悩んでいるという人も沢山おられます。

恋愛で1人に執着して、その人からどう思われているか1日中気になるという人や、特定の1人ではなく、周りのいろんな人からどう見られているかが気になり、ずっとそういう内容のことが頭から離れないという人も多いです。
こうなると、自分のやりたいことや、自分にとっての楽しい事や未来叶えたいことなど考えている隙間がないという感じです。

自分がどうなりたいかではなく、誰々から良く思われるということが目標になっている感じでしょうか、、、。
その相手が、その時の気分ひとつで態度が変わるような性格だということもあります。
そういう場合は、相手の機嫌が悪くなる度に、
「自分は何か悪い事をしたんだろうか、、、」
と、悩み、あれが悪かったのかこれが悪かったのかとずっと考え続けて、相手の機嫌が直るまで何日でも何ヵ月でも心が晴れないという人も多いです。
相手は、その人とはまるで関係ない自分のことで機嫌が悪いだけという場合も多々あるのですが。

周りの全てが気になるという性格の人は、気にする習慣から抜けられないとどこへ行ってもそうなってしまいます。
人間関係に悩んで少しでも気分を変えようと習い事に行ったら、今度はそこでの人間関係に悩み、やめたらまたどう思われるか気になり、やめることも出来ないと悩んでいるという人もいはります。
他の事はそうでもないけど、恋愛になるとそうなってしまうというパターンの人もいて、いろいろですが、、、
自分発信で考えたり行動するのでなく、人からどう思われるかを基準にしていつも暮らしていると開運からは遠くなっていくかも、、、。
ちょっとだけでも変えてみると、起きる事柄もいい方向に向かうはずです。