お客様に感謝します。
仕事には呼ばれるという話の続きです。
私も大きくは2回転職をしていますが(その間の短い
期間他の事をしたり一年ほどバイトでつないだ事を
含めるともっと多い)何かの仕事に呼ばれたからと
いって一生その仕事をするかというとそうでない事
の方が多いように思います。
一昔前とは事情が変わってきました。
変化を好む人、好まない人がいるので、変化を楽し
く受け入れるかストレスに感じるかは人により違い
ます。
私も変わりたくて変わった方じゃないので、変わる
事がストレスな人の気持ちはすごくわかります。
お客様からのご相談でも、今最も多いのがその内容
で、あとはそれに伴う金銭的な事です。
今まで数十年、同じ会社でやってこられた人なら、
そこを去る事、違う選択をする事に恐怖を感じるの
もわかりますが・・・
プライベートも全部犠牲にして休みの日にも仕事を
し、普段も仕事が終わらないからサービス残業、そ
れでも終わらないから家に仕事を持って帰り・・と
いう毎日で、家族と何を話したか覚えていない、何
を食べたか覚えていない、ストレスと睡眠不足が続
いて体調も悪くなってきたという時、それでも頑張
るのが得策なのかという疑問は出てきます。
そういう状況の上にさらにパワハラを受けていて、
心身ともに限界という人もおられます。
それでも、仕事をやめたら収入が途絶え、生きてい
けないと思って頑張っているという事も多いのです
が・・・
そのまま頑張り続けたとして病気になる事、それで
倒れて働けなくなる事、そうなると当然収入が途絶
えて経済的にも苦しくなり、さらに医療費がかかっ
てもっと苦しくなる事を考えると、そこまで頑張る
事が本当の意味でプラスになるのか・・・
寿命も長くなった事ですし、幸せに生きようと思え
ば健康より大事なものはないと思います。
その仕事に対して強烈な使命感があるとか、その仕
事が心から好きで長時間やろうが休みがなかろうが
苦にならないとか、会社に対して恩があるから頑張
りたいという時はその限りではありませんが。
そしてそういう時はなぜかあまり健康を損ねないも
のだったり、一時的に調子が悪くなっても回復する
事が多いです。
精神状態が違うからかと思います。
体と心は密接に繋がっているので。
そうでなくストレスしかないのに辞めるリスクが怖
くて辞められないという場合は続けた時に起こり得
るリスクも考えた方がいいかと思います。
辞めたらまた違う仕事に呼ばれ、何とか生きていけ
る事がほとんどです。
