起きている事に対して何も感じなければ起きていないのと同じです。
同じ事が起きても、誰かから同じ事を言われても、ポジティブに受け取る人もいればネガティブに受け取る人もいるし特に何も思わない人もいます。
皆んな自分の感情で考えるので、こんなことがあったら誰でもこう思うだろう、こんな事を言われたら誰でもこう思うだろうと考え、しまいには普通こうだろうと、自分の主観が思いっきり入ったものを「普通」と決めつけてしまう事は珍しくありません。
人を多く見ていると、そういう事がいかに主観的で、人によって感じ方考え方は驚くほど幅があり皆違うという事が分かります。
タロットカードでは現状の流れと気持ちを観るので、よりはっきりそういう事が見えてきます。
起きている事は似たような状況、気持ちは全然違う、それによって未来がこう変わるのかなるほどという事はよくあります。
今も感情によって自分の世界ができているわけなので感情が引き寄せ続けるものがまた現実に現れてくる・・その間の境目って存在しないのではないかと思ったりします。
起きている事そのものではなくて本人にとっての「こういう事」というのがその人の世界の中での真実になっている、その人の感情を通した世界がその人の目の前に存在しているという感じです。
うまく言えないですが・・・
この事が感覚的にはっきり掴めると、運勢そのものはいい意味ですごく変わってきます。
「今こういう事が起きている」というのは「今自分はこう思っている」というのとイコールなんだという感覚です。
何か起きた時に、何となくでいいのでそれを思い出してみると少しずつ掴めるものです。
☆占いのご予約に関しては記事一覧より「占いのご予約について」という記事に詳しく書いています。
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