57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

SL神戸シリーズ 第3戦併催 J4 クラス

2018年05月21日 | 2018年レースレポート
2018年 SL神戸シリーズ 第3戦併催 J4 決勝ヒート


5月6日のSLレースでは、昨年、僕が見ることのなかったクラス、「J4」というカテゴリーのレースが行われました。


これはキッズと、小学生達が乗るカデットの中間に位置するクラス。
「えっ、どうなってんの? 珍しいなぁ~」と写真を撮っていると、

「それ、僕のカートだよ」

と可愛い声がしました。
びっくりして振り返ると、小さな少年が、憮然とした表情で、僕を睨んでおります。

「あっ、おっ、あの……。(^◇^;) ごめんね。勝手に写真撮って」
「このマシンに君が乗るの?」と尋ねると

「ウン。」と力強くうなづく少年。

ここで”怪しいおじさんアマミヤ”の大人の交際テクニック「メインエンジン」イグニッション・スタート!!
エンジン全開で取材モードに突入。このほかに僕は各種モード・スイッチを装備しております。ムフッ、気持ちワル……。(^^;; 😞

彼は「おおつかけんしん」くん。
3号車に乗ります。

おお、満面の笑み😄

スポンサーロゴがいっぱいついてるね。かっこいいなぁ~。
おじさんもこんな一流スポンサー、いっぱいつけて走って見たいぞ!!
J4クラスで使われるエンジンは、ホンダのGX120cc4サイクル汎用エンジン。
2サイクルエンジンよりも、マイルドな出力特性のはずです。


以下余談。(エヘン、オホン、ここは司馬遼太郎さん風に)
80年代にモータースポーツ、F1にハマった人なら知っているはず。
すでにF1世界チャンピオンだったアラン・プロストが喉から手が出るほど欲しがったのが『HONDA』エンジン。
そしてあのアイルトン・セナさんも、中嶋悟さんも、ネルソン・ピケもナイジェル・マンセルもホンダエンジンで勝利しました。
そのホンダエンジンを積んだカートで子供達が走る。
僕は、なんだか胸がいっぱいになりました。
***
さて予選スタート。スターターのハンドルを引っ張ってエンジンをかけます。
(リコイルスターターというそうです)

無事にエンジンかかってみんなピットアウト。

タイムトライアルでは、1位の穴吹くんが55.203-
このすごさ、わかります?
神戸スポーツサーキットでのレンタルカートのコースレコードは55.306-なのですよ。マシンはビレルN35X エンジンはYAMAHA MZ200での記録です。

ちなみに、同日行われたキッズクラスのタイムがこちら。

キッズクラスより10秒以上速く走ってしまう、というマシンの性能、そして、J4レーサーの能力は、いろんな意味でスゴイです。
休憩室で、走行の合間けんしんくんが、おにいさんに、いろいろとレクチャーを受けてます。

ムムムッ(当然ここは川平慈英さん風ですよ)何処かで見かけたお兄さん。
そうです。昨年全日本FS-125クラスで戦った三澤拓真選手ではないですか!!😲
「ここのラインどりは、***だから、ここで大きく曲がってるでしょ。だから***して、***にすると●●●(ピーッ)」
これ以上、放送できません。
ちなみに僕は、その横で、何食わぬ顔で、あさっての方向を向きながら『盗聴モードスイッチ』をON。耳をヒクヒク。ダンボ耳にして三澤選手の極意を盗み聞きすることに成功。
これが『大人のテクニック』なのさ。
三澤選手、スタート直前まで、おおつかくんをサポートします。

***
決勝レースは若干小雨がぱらつく状況。路面は滑ります。
動画でもわかるんですが、リアタイヤ、滑ってますね。
それをうまくカウンターステアで立て直している、幼いドライバーたち。
まだ、小学校低学年の子たちが、こんな走りをするんだねぇ~、と感心してしまいます。
将来が楽しみ。
リザルトは以下の通り。


けんしんくん、タイムトライアルでは3番手。決勝では、惜しくも表彰台一歩届かず。くやしい!!
そして、山本周平くんが、キッズの優勝に続き、なんと3位。連続表彰台!
乗れてますネェ~。次のレースも楽しみです。


***写真及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2018
PVアクセスランキング にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村にほんブログ村 車ブログ 車 モータースポーツへ
にほんブログ村