自然はともだち ひともすき

おもいつくままきのむくままの 絵&文

バラード(終活3.続き)

2018年07月16日 | 写真と文


大阪の地震に驚いている間もなく天変地異は矢継ぎ早に二の矢三の矢と。
幸い、と言っていていいのかどうか分からないけれど
自分の周辺に限ればこともなく過ぎているこの間にも身辺整理は粛々と(>_<)


当時か細い心血を、それなり懸命に注いだ筈の画布の上に
思い悩んだ末カッターを当てたとき、案じたほど心の乱れが無かったのは、
被災された人たちの生々しい現状を報道で目にしたせいがあったかもしれません。


あの想像さえできない恐ろしい災害が
自分の身には降りかかることがないと誰が断言できるでしょう?
この絵たちを巡って生きた数十年の悲喜こもごもを懐かしむとき
無事に今日の日を迎えることが出来たのは、本当に有難く。
 

ボランティア半分お手伝いしてくださる人を頼んで
懸案の絵の置き場整理、お陰様で大半が済みました(@^^)/
ほんとに、ほんとに捨てるのですかと何度も念を押し確かめてから
それなら拾わせてもらいます、と真顔でおっしゃったNさん
廃材と化したひと群れをも丁寧に処理して下さいました!


     



何をするにも、なんと申しても、もう自力では出来なくなってしまったことに
代わるがわる襲われていた哀感とか諦観とかはすっかり影を潜めて
いえもう一段強力になったらしい自然への畏怖の前では
まことにあっかり、のほほん、が一番と思いいたるまで達観?したらしい昨今でございます。