Counting Blessings

シンガーソングライター Yumiko Beckの
活動やあれこれ。

ピアノのお稽古

2010年08月05日 | 日記
この頃、またピアノを練習するようになりました。
…と言っても、学生の頃のように音符がうじゃうじゃしているスコアを読み解いて
一生懸命理解して弾けるようにして行く…と言う練習ではなく、
コードの押さえ方とか、あるフレーズを12の調で弾けるようにする、
と言ったような練習です。

もちろん、予定が詰まっていて弾けない日もあるのですが、
割とコンスタントに続いています。

ところで、国立音大の講座の中で、椎名豊さんが
エチュードにはピシュナがいいよ、とおっしゃっていたので、
早速購入してみました。

実は、不勉強でピシュナは知りませんでした。
ハノンのような、指の練習用教則本です。
近所の楽器屋さんで見つけてレジへ持って行ったら、
店のスタッフの方が

「今日はこの本をお探しでしたか?」

と聞くのです。
変な事聞くなぁと思いつつ、

「はい。」

と答えると、ピシュナはずっとお店に入れていなくて、
最近試しに入れてみたばかりなのだ、と言うのです。

何と、素晴らしいタイミングではありませんか?

でも、実はピシュナは難し過ぎるかなと思い、
導入編のリトル・ピシュナを購入しました。
何しろ、歌を書いたり歌ったり…という方面に力を注いでいたここ15年以上、
ピアノのお稽古にはずっとご無沙汰していましたから。

ピアノの練習。
もう、焦らずにやりたいのです。

上手になる事を急ぎ過ぎると、苦しくなる。
ここに到達するんだ、とか、言葉は変だけど、
征服するんだ、とか言う気持ちで弾くのはもうイヤ。

その瞬間瞬間に没頭しながら、楽しみながら、
ピアノと、そして音楽と付き合って行きたい。

ところで、ピシュナを開いて、ジャズピアニストがいいよと言った訳が分かりました。
半音階で進行しているのです。
なるほど、そう言えばハノンはハ長調でしたもんね。
全部の調に移調して練習すればよかったのかもね(笑)。

明後日のMCC Coffee Houseの準備をしつつ、
昨日までの講座の中で習ったばかりの事を使って、自分の曲の間奏とかが弾けないだろうか、と
しばし格闘。

うーーん。
結構いい感じだと思うけれど、本番ではまだ出来ないかな。
まだまだアドリブというよりは、考えて作ったフレーズをなぞる感じになっちゃいますけれどね。
早く、自由に指がしゃべり始めてくれないかな。

…おっと、イカンイカン。
焦りは禁物でした。

言葉と同じ。
聴く事、単語を覚える事、たどたどしくしゃべる事を
根気よく続けて行けば、臨界値に達した時に、
自然としゃべれるようになるでしょう。

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