Counting Blessings

シンガーソングライター Yumiko Beckの
活動やあれこれ。

サンクスギビング

2010年11月24日 | 日記
暦の上では明日なのですが、
1日早く、サンクスギビングのディナーを食べました。



アメリカではサンクスギビングと言えば
ターキー!!
グレイヴィーをかけて食べます。

それにマッシュポテト、
スタッフィングと呼ばれるクルトンのようなもの、
そしてクランベリーソースと呼ばれるゼリー状に固めたもの、

締めくくりは、パンプキンパイ!

とにかくこれらは日本で言えばお正月のおせち料理のようなもの。

これを食べないことにはクリスマスシーズンに突入できないっ。
・・・みたいな(笑)。

今年のサンクスギビング。
お料理にはどうも苦手意識があるので、
自分でターキーを焼く気にはなれず、
何となくこのままスルーかな~?と思っていた所、
お友達の宣教師の方からお裾分けを頂けることに。

そんなわけで、夫と二人、
素敵なサンクスギビングのディナーを頂きました。

そして、今年一年の感謝を順番に言い合いました。

"I'm thankful for ...."

皆さんの今年一年の感謝はどんなことですか?




携帯紛失?!

2010年11月22日 | 日記
携帯を目覚まし時計代わりにもしています。

朝、ベッドでiPhoneのアラームを止め、
起きて着替えてあれこれして、

さぁ~て、と思ったら、
見当たらないのです。

上へ下への大騒ぎ。

ベッドの上をひっくり返すも出て来ずで、
出掛ける時間となってしまいました。

そして、はたと気づく。
携帯一つないだけで、非常に不便だと言う事に。

まず、時計代わりにしています。
いつの頃からか、腕時計は持たなくなってしまいました。

それから、地図。
童謡の仕事を始めてからは、毎日日替わりで色んな場所へ行きます。
行きの電車の中で、その日の行き先の住所をネットで調べ、
最寄り駅へ着いたらgoogleマップで目的地までナビゲーションしてもらいます。

乗換案内。

そして、電話。

これ全部、一気になくなるわけです。

時計は、、、とりあえず昔の携帯(もちろん電話はできません)が手近にあったので掴み、

地図は、出る前にプリントして、

乗換案内は、行き当たりばったりに。

そして、連絡の電話は、、、公衆電話。
これを見つけるのが苦労しました。



でもね、久しぶりに電車の中でやる事がなくなって、
ボーッと前に座っている人たちを見ていました。

そしたら、みんな並んで、それぞれ携帯の画面見てる。
かなり怪しい光景でした。

ま、私もその中の一員だったワケですけど。

それから、今日はちょっと心が静かだった。
電車の中でもワサワサとメールの返信とかしていましたから。

心がシーンと静かになる時間。
これって大切ですね。

現代人にとっては逆にぜいたくな事かもね。

ところで、紛失したiPhoneですが、
家に戻ってゆっくり探したら、ちゃんと出て来ました。

こうして、うるさい生活にまた逆戻り。

もちろん、今さらこれがなくっちゃ暮らせないんだけど、ね。

りんご

2010年11月21日 | 日記
わたしは 真っ赤なりんごです
お国は さ~むい北の国♪


母の郷里に住む伯母さんが、
りんごを送ってくれました。



私の大好きな、ふじりんご。

果物の中ではりんごが一番好きです。

子供の頃はりんごみたいなほっぺと言われていましたっ。

うれしいな♪

ありがたく頂きま~す。

掘り出し物

2010年11月18日 | 日記
実家へ行って来ました。

母が団地の階段の昇り口で転んだとかで、
膝のお皿にヒビが入ってしまったというのです。
ギブスで固めているので、家の中での移動は可能。

けれども一ヶ月くらい外へ出られないので、
退屈しているだろうなぁ~、顔見に行こう~と
思いつつ、なかなか時間がとれなくて。

今日やっとゆっくり行かれました。

そしたら、古~い古~い岩波文庫で、
紙も茶色くなったような本が置いてありました。

「日本唱歌集」

あれ~、こんな本、うちにあったんだ~と興味深く眺めながら
ピアノで弾いていました。
だって、私は今、こういう歌を皆さんで楽しく歌う…
それを仕事にしているのです。

そしたらすぐに母がそばにやって来て、一緒に歌い始めました。
次から次へと私の知らない曲もそらで歌える母。

かれこれ一時間はたっぷり歌ったでしょうか。

あぁ~、母は歌いたいんだなぁと思いました。
歌って一人じゃなかなか歌わないもんです。
でも、誰かが一緒だと歌う気になる。
そして、今の今まですっかり忘れていた歌なのに、
歌い始めると歌詞もメロディーもスラスラと出て来るこの不思議。

そう。
仕事でやっているなら、なぜ母と歌わない?
ここに最優先にする人がいるではないか、と思ったのでした。

そして、本棚を漁ってみると、出て来る出て来る。
母の若かりし頃の歌集がとってありました。



まだまだた~くさんあったので、資料として持って帰って来ました。

時間を作って、またすぐに訪ねましょう。
歌うって楽しいね。

そして、今日の夕焼けは絶品でしたよ。



ラテに感謝!

2010年11月15日 | 
友人から紹介してもらっていた

「ラテに感謝!」

もうずいぶん前に図書館に予約を入れたのですが、
あまりの人気に何十人待ち。
ほとんど忘れた頃に順番が回って来ました。

この友人には、以前にも「優雅なハリネズミ」を紹介してもらいました。
実用書に走りがちな私にとってはとても有用な推薦です。
とにかく面白くて、あっと言う間に読んでしまいました。

そして仕事ってなんだろう?

と、考えました。

自伝的な小説でした。
特権階級に生まれ、良い教育を受け、
当然のようにエリートの道を歩き始める著者。

自由の国アメリカ、アメリカンドリーム。
アメリカにはそんなイメージを持っており、
誰でも努力次第で梯子を上って行ける国、
それがアメリカだと思い込んでいたフシがあります。

そころが、実はそれは歴然とした格差社会であり、
出自によってこれほどの差が生じるのか…と言ったショックがありました。

日本が向かおうとしている格差社会も
多くの警鐘が鳴らされているように、
出自によって、受けられる教育の質が変わり、
それによって得られるチャンスが変わり、
それが選べる仕事の選択肢を決め、
生涯賃金に大きな開きができるのです。

ただ、ここに逆説があり、そのようなある意味
「成功」と呼ばれる仕事が必ずしも人を幸せにするのではない、という事です。

どれだけ大きなお金を動かすか。
どれだけ大きな影響力を世の中に与えるのか。
どれだけ多くの人の上に立つのか。

そのような事と、人の幸せとは、必ずしも比例しないのです。

著者は特権階級から脱落してしまい、
すべてを失い、
かつては考えもしなかった、スターバックスのバリスタとして
働き出します。

しかし、彼はバリスタとして働きながら、
これまで味わった事のない幸福感を感じている自分に
いささか戸惑いを覚えるのでした。


人が、気づきを得るためには、これほど大きな代償を払わなければいけないのか…

けれども、人というのはこんなにも変われるものなんだ。



実はうちの夫は大のスターバックスファン。

世界各国の都市のスタバマグカップを収集しています。
それから1日に何度もスタバへ行きます(家計を考えて!と、私の角が出ます)。
スタバのバリスタたちとの交流を日々楽しんでいる様子。

彼が、タリーズでもなく、エクセルシオールでもなく、
はたまたマックでもなく、わざわざスタバに行くのが、
ちょっと分かった気がした一冊でした(笑)。