Counting Blessings

シンガーソングライター Yumiko Beckの
活動やあれこれ。

CRASHジャパン ボランティア説明会

2011年03月30日 | 日記
我が家の一番乗りにも続々と後が続いています。



桜も咲き出したという便りも。

大きな生命の流れを感じます。
そして、私たち人間は、そのごく一部なのだなぁ、と。

さて、CRASH JAPANでボランティアをされたい方のため説明会を行うそうです。
それぞれ託された役割は違うし、それぞれの場、方法があると思っています。
でももし、何か共鳴するものがあれば、出席してみるのも一つの選択肢でしょう。


***

<CRASH ジャパン東日本災害支援ボランティア説明会>

日時:4月1日(金)午後6時30分~8時30分 (6時入場開始)

場所:青山学院大学ガウチャー・メモリアルホール, 東京都渋谷区渋谷4-4-25

内容:CRASHジャパンのビジョン、現在の活動状況、今後の予定などをご説明致します

***

さらに詳しい情報はweb上にあります。




歌、書いています。

2011年03月25日 | 日記
CRASH JAPANという団体があります。
宣教師や牧師が中心となって被災地支援をしています。

東久留米にあるキリスト教団の持つ建物が本部になっています。
そして、隣接するインターナショナルスクールのスペースも使われており
かなり大掛かりなプロジェクトとなっています。

学校の食堂には、被災地へ届ける品物が種別され
パッキングを待っていました。

情報収集のチーム、
支援品を届けるチームの宿泊などを確保するために、連絡を取っているチーム、
支援を募るために、様々なメディアを使ってコンテンツを作っているチーム、
これら何十人と言うボランティアのために、食事を作っているチーム、
カウンセリングの訓練のチーム、などなど、
連携を持って動いていました。

夫もほぼ毎日時間を割いて、そこで活動しているようです。

私も映像に添える音楽と言う面で協力が出来そうです。
そんなわけで、今、歌を書いています。

HOPE

2011年03月23日 | 日記
震災から10日余り。

津波を被った被災地の映像や原発のニュースを目にするにつけ、
胸が締め付けられます。

それと同時に、相対的に被害が軽度だったため
ほとんど表には出て来ないけれど、
まだライフラインが回復していない地域の大変さも聴こえて来ます。
でも、それらの地域も相対的に軽度だとは言え、
本当なら連日トップニュースになってもおかしくないほどの被害。

それだけ日本全体が大変な事になっていて。。。

そして、東京も重い空気の中に包まれています。

お客さんの来ない飲食店。
停電で営業時間が短くなったため、シフトから外されたパートタイムワーカーたち。
受注が途絶えたため、深刻な経営難に陥った会社。
本番が飛んで収入が減ってしまったミュージシャンたち。

ヒタヒタと押し寄せて来る不安感があります。


じゃあ今、どう生きればいいんだろう?


そんな事を、ここしばらくずっと考えています。


つい2~3日前ですが、聖書の中のヨハネによる福音書6章を読んでいました。
たくさんの群衆がイエスについて来たのですが、
その数は男性だけでも5千人ほど。
イエスは弟子に「これらの人々に食べさせるため、どこでパンを買おうか?」と
聞きます。

弟子はすぐに計算を始め、
これだけの人々に食べさせるには、これだけのお金がいる、
しかし、どこからそのお金を調達するのか、
実際問題としてどこでパンを手に入れるのか、と思考が巡っていきます。

別の弟子が、5つのパンと2匹の魚を持っている少年を見つけました。
しかし、それとてこれだけの人の前では「焼け石に水」にもなりません。
弟子たちの気持ちは否定的になっていきます。

けれども、イエスは「人々を座らせなさい」と言うのです。
そして、驚くべき奇跡が続きます。


自分に今与えられているものを感謝して、
それを差し出す事。

その一つ一つはあまりに小さくて、何の力もないように感じるけれど、
それでも尚。

それぞれに託されているものを、
自分らしい形で。


そして、私は歌を書こう。

もう一度、そう思いました。

何かあると、あたふたとして、すぐブレそうになる私の頼りない軸ですが。

ここ一年くらい続けている、地域の皆さんと一緒に童謡を歌うと言う仕事も
今こそ大切な時だと感じています。

笑顔になる時間。
息を深く吸って、何も考えず、気持ちを解放する時間。
私たちにはそんな時間が今、必要です。