Counting Blessings

シンガーソングライター Yumiko Beckの
活動やあれこれ。

代官山Simple voice

2010年07月30日 | Information
9月、代官山にアコースティック専門のライブハウスがオープンします。
その名も"Simple voice"

実はこのお店はお世話になった方が始めるのです。

「長年の夢だったんだよ~。」
と。

世の中、不況不況の大合唱で、どんどんうつむき加減になる時に、
夢を実現しようと頑張っている人がいるんだなぁと思うと、
なんか嬉しいし、元気が出ます。

「ぜひ、ライブやりませんか?」と、
声を掛けて頂き、光栄で、身が引き締まる思い。

石塚 健くんとツーメンでやる事にしました。
石塚くんは、balls、amenokoと自身の率いるバンドを経て、
現在はソロで活動しています。
自分を追い込んで行くタイプのアーティスト。
その切実な姿が、彼の歌を聴く人をザワザワとした気持ちにさせるのです。

私も負けてはいられません。
いつまでも崖っぷちに立ち続ける覚悟が必要なんだな。

ところで、Simple voiceの店長さんですが、
彼がいなかったら、私のライブ活動はスタートしていませんでした。

もう10年以上も前の事ですが、
ライブをやりたい、でも、自信も勇気もないし、
どこからどう始めて良いか分からない…。

そんな私を助けてくれたのが、幼なじみのピアノ弾きでした。
彼女は既に長くプロの現場で弾いていたのですが、
私のライブに快く協力してくれました。
それだけでなく、彼女は別の仕事仲間まで引き入れて、
あっと言う間にユニット状態(笑)。

で、その人に繋がっていたのが、店長さん。
当時は赤坂にあるグラフィティと言うお店の店長さんでした。

ずいぶん色々便宜を図ってくれて、助けてくれて。
マンスリーで2~3年やらせてもらったでしょうか。
有名な方々も出演されるお店で、
ホントだったら、大して集客も出来ないのに、
マンスリーで出るなんて、あり得ない話でした。

でもまぁ、とにかく、あの日々がなかったら、
今、私が人様の前で歌うなんて事もまた、あり得ない話です

こうして振り返ってみると…
私は実にたくさんの人に助けられて来たのだし、
もし今、道の途中ながらも辿り着けてる場所があるとして、
出会った人たちの誰一人欠けても、それは、
この場所ではなかった気がします。

それで、もしも私自身も誰かの助けになれるとしたら。

人は誰でも自分自身の事で精一杯ではあるけれど、
ちょっと俯瞰して眺めてみると、
大きなタペストリーの中に織り込まれているのだなぁと分かるのです。


おっと、肝心な事を言い忘れていました。

ライブ。

まだ、詳細は未定ですが、日程は確定しています。

9月29日(水)

どうぞ、よろしくお願いします。

そうそう、店長さんですが、
かつて、笑っていいとも!の美少年コンテストで
優勝したとか言う経歴を持つ、
しかし、やんちゃな感じのお方です。

隙き間日

2010年07月29日 | おうちのこと
今日はずっとやりたかった、
台所のシンク磨き。
重曹でゴシゴシやりました。

我が家、結構あちこち老朽化です。
台所の水道の蛇口に小さな穴が開いていて、
そこから水が勢いよく飛び出るのです。

ビニールテープで補修していますが、
もうちょっと粘着力の良いテープを買いに
ホームセンターへ。

すると、色々な蛇口が売っていました。
うーーん。。。
これを自分でやるか、業者に頼むか。

ここでまた、私のDNAがうずきます。
何とかできそうじゃない?

今日の所はテープを巻き直しましたが、
シンクの下をあれこれ覗いたりして、
蛇口取り替えへの情熱を燃やす私。

古い家にはたくさんのプロジェクトがあります。
やりがい、あります。

コンサート in 御殿場

2010年07月28日 | ライブ
御殿場にYMCA東山荘という施設があります。
ここで、キリスト教学校教育同盟の夏期研究集会が開かれていました。



全国の97のミッションスクールから成る組織で、
そこに加盟している小中高大学の先生方の研修だそうです。
100年の歴史がある組織で、その成り立ちは、
昔、日本で宗教教育が禁じられた時代にまで遡ります。

宣教師たちの建学の精神を消してはいけない!と
学校の存続を掛けて協力して来た、という歴史を持つ組織でした。

さて、この研究集会の二日目の夜にWingsの高奈美香さんと二人で
コンサートをさせて頂きました。

5月の青山学院大学と言い、今年はミッションスクールと繋がりを感じる年。
今年新卒の非常にフレッシュな先生から、大先輩の先生まで、実に層も幅広く、
キリスト教の信仰を持つ先生も、そうではない先生もいらっしゃいます。

色々な背景を持つ先生方が、一堂に会し、
ミッションスクールのユニークさ、
ミッションスクールだからこそ、生徒たちに伝えられるものは何なのかが
真剣に話し合われていました。

私には、牧師さんのお話の中で聞いた「天の窓」という言葉がとても印象的でした。

自分自身を知る、人と繋がる、このような事はとても大切だし、
普遍的にどのような学校でも言われているだろう、
しかし、ミッションスクールにはもう一つ「天の窓」がある、と言うのです。
自分の居場所すら分からないような、八方ふさがりに感じる時に、
天を仰ぐとそこに私たちを愛し、導く神がおられる…。
これこそが、ミッションスクールが伝えられる事ではないか…。


私は東京学芸大学という教員養成大学を卒業しました。
小学校の教員免許を実は持っているのです。
本当なら中学と高校の音楽教員の免許も取れるはずだったのですが、
何をどう間違ったか、ある必修授業の出席日数が1日足りず、
中高の免許は取れませんでした。

母には泣かれました…。

…まぁ、それが私の大学時代を如実に物語っています。

音楽を勉強してみたくて、大学に進んでみたけれど、
将来の明確な目標を見つける事が出来ず、
もがくうちに時間ばかり経ち、エネルギーも湧いて来ない。

音楽が勉強したかったんで、別に先生になりたい訳じゃない、
と言うのが、私の言い分でした。

けれど、もしもあの頃の私に、ある意味パラダイムシフトが起こり、
すべてに主体的に取り組んでいたら、
もしかしたら、私は心から望んで教師を目指したかもしれません。
教えると言う事、人を育てると言う仕事の素晴らしさは、
この年齢になった今だからこそ、はっきりと分かるのです。

私が歩んだかもしれない、もう一つの人生。
そんな場所に思いがけず、触れた昨日。

コンサートは好評のうちに終わりました。
役目を終えて、美香さんと二人でホッと一息。

コンサート前はあまりハメをはずして食べられないもので、
終わってから売店へ。

カップら~めん~~~



本番後のジャンクフードは実に美味い(笑)

そう。
私は後悔してはいません。

今、自分の前に伸びている(であろう)道をひたすら走るだけです。



百合がたくさん咲いていました。



富士山もちょこっと顔を見せてくれて…



ほんの少しの静けさの後は、



さぁ、また日常です
日常こそが、醍醐味なのです。

歌のレッスン

2010年07月26日 | 日記
今日はWingsの美香さんと一緒に
坂口千栄の所へ歌のレッスンを受けに行きました。
正確には、美香さんのレッスンに伴奏でついて行きました。

美香さんは仙台在住ですが、
何だかんだと仕事でひと月に一回は東京に出て来ます。
我が家は部屋が余っているので、常宿に。

そして、彼女は東京に来る度、千栄さんの所でヴォイス・トレーニングを受けているのです。
今は、声のチェンジという事を重点的に取り組んでいるそう。
色々な音形を歌いながら、千栄さんは一音一音非常に丁寧に、
声をチェックして行きました。

あぁ~~。
私も習いたい~~
美香さんのレッスンを見ているうち、うずいて来ました。

今、千栄さんは9月に集大成とも言えるソロリサイタルを控えているので、
それが終わったら、弟子入りをお願いしよう
クラシックの歌曲にも、いつまでも憧れがあります。

さて、明日は御殿場の東山荘で、キリスト教学校教育同盟主催の研修会があり、
その中で二人でコンサートをさせて頂きます。
今日のレッスンは、そのためのものでもあったのですが、
何だかちょっとした旅行気分。

いえいえ、もちろんコンサートもバッチリがんばります

レッスンの後は、おしゃべりに花が咲きました。



梅ジュース。
グラスがカッコいいですね。
コースターは先日G.CAFEで買ったもの。
カワイイのでおみやげにしました。

らぶ vs フク

2010年07月24日 | わんこのこと
我が家にお客さんがやって来ました。
その人はこの炎天下、ワンコを連れてやって来たのです。

その名もフクちゃん



可愛らしいマルチーズです。
さすが、愛玩犬の王者と言われるだけの愛らしさ。

我が家のらぶちゃんとは、全く違うタイプですね。
何と言ってもダックスは、これでも一応狩猟犬ですから。



が、しかし

どっちが強かったかと言うと・・・
この勝負、フクちゃんに軍配が上がりました。

うちのワンコはとっても恐がりなのです。
フクちゃんのお尻をクンクンしたり、
周りをグルグル回って、ワンワン吠えてみたりするのですが、
フクちゃん、全く動ぜず、無視。

そして、おもむろに一声、

わん!

その声に、我が家のらぶちゃん、あえなく退散です。

とうとう最後まで、仲良しにはなれずじまい。

でも、ま、今日の所はこのくらいでいいよね。
突然のお客に、ビビったらぶちゃん。
興奮し過ぎて、大変だったね。

お疲れさま。