法律の専門家に、30余年夫と走り続けた会社を倒産させたその処理を依頼した。当初の私らの心情は、それこそ不安とあせりでパニック状態だった。
会社をやめようと決断させたわずか1ヶ月足らずの間に、取り返せない赤字の露呈、取引先側の資金計画不備による契約解除、2年に渡る営業活動をなし崩しにした公的権力、綱渡りの資金繰り、極めつけは、赤字になれた社員、これでもかこれでもかと会社の悪しき部分が露呈した。会社を止める決断からわずか2週間で、私らは全財産を処分した。共同担保に設定されていた親の家屋敷を守ることだけを希望に動き、2金融機関への返済を終えた。
その後に相談した弁護士先生は、私たちの行為が法的には好ましい状況でない様な感じで対応したが、残った負債の額と身も心も疲れ果てた私らが、破産という道を選択したことを受け入れた。
破産という状況は、社会的制裁を受けることによって第2の人生のスタートができると弁護士先生の話の中から勝手にそう思った。その時、私らは弁護士先生に頭から尊敬と信頼をもって会社の状況を話したのだ。
弁護士に預納金150万を支払い、事務的処理が始まってから半年になる。
会社をやめようと決断させたわずか1ヶ月足らずの間に、取り返せない赤字の露呈、取引先側の資金計画不備による契約解除、2年に渡る営業活動をなし崩しにした公的権力、綱渡りの資金繰り、極めつけは、赤字になれた社員、これでもかこれでもかと会社の悪しき部分が露呈した。会社を止める決断からわずか2週間で、私らは全財産を処分した。共同担保に設定されていた親の家屋敷を守ることだけを希望に動き、2金融機関への返済を終えた。
その後に相談した弁護士先生は、私たちの行為が法的には好ましい状況でない様な感じで対応したが、残った負債の額と身も心も疲れ果てた私らが、破産という道を選択したことを受け入れた。
破産という状況は、社会的制裁を受けることによって第2の人生のスタートができると弁護士先生の話の中から勝手にそう思った。その時、私らは弁護士先生に頭から尊敬と信頼をもって会社の状況を話したのだ。
弁護士に預納金150万を支払い、事務的処理が始まってから半年になる。