YUNUBI

YUNUBI=ユヌビは、私が嫁いだこの地の方言名だ。30年余の会社経営、子育てに良くも悪くも終止符をうった。

ミックス犬

2009-03-22 | Weblog
 2006年末に、生後1ヶ月くらいで我が家にきた子犬。
親犬は、純潔のパグにしか見えなかったが、この犬は、チワワのようで、パグのようで、シーズのようで、聞くと7種位のミックス犬だと言う。
 あまりの小ささに、家の中で飼わざるをえないが、夫は飼うなら純潔犬にしたいと愚痴をこぼした。
 会社の仕事を、終えて家に帰ると飛びついてくる。餌としつけが、私の役割になったが、甘ちゃん夫にはベタベタとなついた。
LONとなずけた子犬、会社の資金繰りが苦しいときに、ウィルス性の病気に感染し入院した。10日位の闘病の後、もう死ぬからと入院先の獣医から連れ帰った。
高額な入院費は、命には替えられない、仕方がなかった。
 私は、無言の夫をよそに、連れ帰ったLONをすぐに風呂にいれた。1週間の入院生活で、ものすごい匂いを体から発してしたし、点滴注射が、小さな細い足を壊疽のようにさせ、毛がベロリと抜け、まるでチキンの足が、ただれて汁を出し、余計に匂っていたのだ。だが、LONの目だけが、私を追っている。5分位で風呂を上げると水を飲んだ。それが、命の復活だった。
 元気になったLONは、以前より夫にベタつき室内犬が、こうも可愛いものかと、私らを納得させたのだった。チキンの足は、リハビリが必要で、獣医に教わったとおりに続け、何とか引きずらなくなった。
 が、LONは6ヶ月を過ぎた頃、又具合が悪くなり獣医の判断で、胃にある影の為、お腹の開腹手術を受けた。結局、胃には何事もなく、LONは痛い思いをした。
 この時程、痛いといえない動物を、哀れに思ったことはない。ただひたすら、訴えるLONの目が、哀れだった。
 一方で私は、会社の諸々の苦しい時に、度々獣医にかかり、時間も金も使うLONは、何?とふと思ったりもした。
 苦しい会社経営で、身も心も擦り切れていくような感覚の中で、LONが寄り添う。遅く帰る夫の寝床に、当然のような顔で、もぐり込むLONの様子。
 私のしつけは、子育てと同じで、教えるべきは教える。が、淡々と感情的にならず厳しくできたのは、人間でなく犬だからとも思う。成長し、賢く、可愛いくて、小さいが(4キロ)、堂々とした素振りのLONは、私らの愛すべき位置を、確実にしめていった。
 LONが1歳になった頃には、会社も私らも身辺整理に入っていた。
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電話の向こう

2009-03-20 | Weblog
 「おかあさん」電話の向こうから、聞こえる変わらない声。
子供らが、それぞれ子育てをしながら、たくましくなってくる。
 メールや動画で、まだ会えぬ孫の姿が嬉しい。
そんな中、時折鳴る家の電話は、何故か家族だと判る。
 携帯電話が、当然のような社会になったが、遠くNYから、
京都からと、家の電話にかかってくると、くつろいで話せる。
子供たちの、「おかあさん」の声はいくつになっても変わらない。
 これからも、固定電話を大切なコミニケツールとして使う。

 
 「電話料金」リンク先:http://506506.ntt.com/service/platinum_line/
 「電話料金 携帯」リンク先:http://506506.ntt.com/service/0033mobile/
 「国際電話」リンク先:http://506506.ntt.com/0033data/howto.html
 「国際電話 携帯」リンク先:http://506506.ntt.com/service/mobile_plan/
        
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気になる作家

2009-03-17 | Weblog
 何となく、拾い読みするエッセイに心打たれる時がある。
日常を漫然とすごしたくないと、心と裏腹に常に頭のどこかにある。
社会を鋭く切り裂くような眼で、書き綴る彼のエッセイに眼が覚める。
たんば色の覚書 私たちの日常
辺見 庸
毎日新聞社

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エコ生活発進

2009-03-14 | Weblog
 2008年末に、滑り込み引越しをした。
息子のアパートの、駐車スペースを利用した新居は、図面上の計算では16坪程
だが、完成してみると夫婦二人で、暮らすにはちょうどいいと感じる心地よさ。
 夫と二人で、ブロックを積み、サッシをはめ込み、ペンキをぬり、時には、
知人の手を借り、お金をかけたくないと、体力にものを言わせて、ひたすら
頑張った。その疲れがやっと抜けたのが、2月に入ってから。
私は、ついでにあちこちガタのきた体と、向き合おうと眼科や整形外科で、
治療をスタート。経過は、良好。早く訪ねるべきだった。
 と言う訳で、日雇いの夫の収入を、頼りにする生活となったが、これも、
新婚以来だから30年余ということになる。夫の給料は、大切に使おうと思う
から家計簿も復活。無駄なものは、使わない、買わない当然の事をしようと思う。
もうひとつ、はっきりとした意識でエコ生活を発進させた。
まず、新居の照明は、全部省エネ蛍光灯に変えた。照明器具は、リサイクルや
もらい物だったが、取り替えた蛍光灯や蛍光球には結構お金がかかった。
 この家のエネルギーは、電気のみだ。
電気温水器に、IHコンロと使用経験から選択したが、
これらを含めて1ヶ月の電気代が、5000円以内に収まるように、
洗濯機や冷蔵庫等も省エネタイプにした。
生活が、落ち着いた1月末頃から節電に努める。電源を落とすことも始めた。
結果2月は、5200円位の電気代になった。
 エコ生活を、考えるといろいろある。できることは、すぐやる。
楽しんでね。
 おトクで楽しくSTOP温暖化!「エコ・アクション・ポイント」




 
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ECOで地球を救う

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