小さな事柄 引っ越し 小さな幸せ

小さなアパートに落ち着き早2ヶ月。私が会社経営していた頃に、若い働く女性をイメージして作ったワンルーム家電つきアパートだ。キッチンや収納が充実し清潔でお洒落な雰囲気にしたのだった。ここに、慣れるか心配だった夫は、以外にも直ぐに慣れ、視界に常にお互いが居るが、数歩で事足りる快適さがあると言う。
会社消滅に一気に自立の足を早めた子供達が、小さな住まいに幸せを運んで来た。今年になって長男、長女、次女と相次いだ結婚式は、私らに勇気と和みをもたらした。
この小さな住まいに、二人の愛らしい小さい女の子を預かった。生後1ヶ月半の長男の娘、生後2週間の長女の娘、すやすやと眠る姿は天使そのもの幸せそのもの。
きっと、私達の為に沖縄で結婚式をしてニューヨークに帰った、次女夫婦にも男の子が産まれる。私は、呼ばれ応援に行く。子供達の応援団で居られる今の時間は、私には幸せな時間。会社経営していた頃の、寝ても覚めても、資金ぐりや設計関連の仕事していた痺れような時間が薄れて行く。