巨大倉庫の火災

埼玉県三芳町の

アスクルという事務用品通販会社の倉庫が

１６日からずっと燃え続けている

関東地区を担当しているというこの物流倉庫

まもなく丸４日にとなり

東京ドームと同じ面積を焼失したが

まだ鎮火していない

窓などの消火に必要な開口部が少なく

事務用品や段ボールなど燃えやすいものが多いことが

原因のようだ


これを見て最初に思ったのが

もしそこで大震災が起こったら

どれほどの火災になるのだろうか、ということ

東日本大震災でも

地震の少しあとから火災があちこちで発生し

救助活動が困難になる地域が続発してたし

それで命を失った方も多い

最近は通販でも同日配達などで

利用者がかなり増えており

その事業を支えるために

あちこちにこういった巨大施設ができてきている

もちろん消防法などにのっとって

きちんと建設されているとは思うけど

いったん燃え始めると消火ができないってことでは

大災害時には

リスクが大きすぎる

便利さと引き換えに

もっと大切なものを失う前に

私たちがきちんと考えなければならないことが

あるんだと思う

企業はお金を稼ぐために

消費者にいろんな提案をしてくるけど

それが本当に必要なのか

それによって弊害はないのか

きちんと考えないと

いずれ大変な人災を起こす気がする

ただでさえ失われた自然は多く

国の借金はびっくりするほど膨れ上がってる

だから

日本や地球の今後と

日本経済のこと

これからは政府や人に任せるのではなく

私たち一人一人が

考えて行動していかなければ

自然も命も

簡単に失ってしまうかもしれない

私たちは企業や日本の歯車ではなくて

中心にいて考え行動する

そういう時代に

入ったんじゃないかと思う

巨大な倉庫の火災で

考えたこと