kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

愛の実態

2017-02-22 13:35:32 | 日記
いつの世も

「愛」は

美しくやさしくすばらしいもの

そう感じてきたし

ほとんどの人がそう思ってる

でも、ほんとに?

例えば

おにいちゃん犬が

常に私のお膝を狙ってて

まるで自分のものであるかのように

どっかり座る

すると数分で足がだんだんしびれて痛み

それでもかわいいからと我慢してるけど

その内もどうにもならなくなって

ソファに戻っていただくと怒られる

ベッドでも

まずかわいいかわいいおふたりが好きな場所で寝ころび

その隙間に私が体を横たえ

寝返りも自由に打てないまま朝を迎えると

寝てたのに体のあちこちが痛む

それに

年々医療費も増え

お財布も痛むし

わんこたちが年を取って行動が遅くなると

一つ一つに時間がかかって

その分だけ自分の時間も取れなくなる

それもこれも

最初は愛

美しく優しく素晴らしい愛は

実際一緒に過ごしてみると

けっこうあちこちが痛む

これは笑えるわんこのお話だけど

子供でもそう変わらないかもしれない

結婚生活だって

一緒に暮らしてみると思いもよらないことがあれこれ出てくる

そして

年々いろんなことを学んで

年とったら

「愛は幻」ってなることも・・・


大概の場合は

物事が進んでいくうちに

え~、そうなの?と思いつつも流されてしまい

もとはと言えば自分が選んだことだから、と

ふつふつとわいてくる感情をぐっとこらえているうちに

時間が過ぎる(年を取ってあきらめに変わる)

もちろんその間に

うれしいこと・楽しいことがたくさんあって

そこに飛び込まなければ味わえなかったと思うことは

山ほどある

でも

そこには常に責任もついて回ることもわかっていなければ

大変な事態になることも・・・


だからね

愛をイメージだけで通り過ぎないで

ちゃんと学ぶ、ってことが大切かも

特に子供とかペットとか

いのちを守る責任を背負う場合

その内訳をきちんと知って

それからどうするか考えるようにしたら

いろんなことがちょっとましになっていくかも

もちろん自分だけじゃなくって

時には周りや自治体の協力も可能な限り仰いで

やっていければベスト・・・


いつの間にか大ぶろしきを広げたような話になっちゃったけど

なんとなく、とか

好きだから!だけで愛に飛び込んでいくと

いろいろあるかもね、っていう

おばさんのお話なのでした~
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする