ネットのニュースを見ていたら
千葉の鴨川シーワールドで
世界最高齢のラッコ「明日香」が２３歳で死亡した、という記事があった
老衰によるものだそうで
それはまあ天寿を全うしたのだからいいことだと思う
でも時々動物園とか水族館の動画を見てるけど
ラッコはあまり見たことないなって思ってたら
実は日本のラッコは今
三重県鳥羽水族館に２頭と福岡市のマリンワールド海の中道に１頭の
計３頭しかいないんですって
理由はラッコが絶滅危惧種になり、輸入ができなくなったから
もともと繁殖力は強いようなのですが
高齢化していて、日本での繁殖は難しいらしい
それと飼育スペースの問題もあり
しばらくはラッコを増やすこと自体もあまり考えてないみたい
一時はすごくもてはやされていて
１９９４年には日本に１２２頭もいたラッコ
でも
自然界にいたら広い世界を自由に行き来できたことを考えれば
水族館の狭いスペースで２３年生きるのと
どっちがいいんだろうか、なんて考えてしまう
わたしたちにとっては動物の生態を知ったり、かわいさに癒されたりして
動物から得られるものは本当にたくさんあるけど
もし自分が１軒の家から全く出られずに一生を過ごすと考えたら
どんなに十分なお世話をされても
かなりなストレスになるかも・・・
だから
サファリみたいなところをこっちが車に乗って回るみたいなやり方の方が
お互いのためにはいいのかもしれない
動物も植物もみんなが命をつないでいけるように
これから先どうしていくのがいいのか
もっと真剣に考える時期に来ているんじゃないかと思う
でもその前に
人同士が争い傷つけあうことや
自然を破壊するような行為をやめないとね
そうでなければ
動物や植物だけじゃなく
人だって簡単に滅んでしまいますから・・・
遊びに来てくださって、ありがとうございました
