先日のニュースで本当にびっくりしたのが
米・フロリダで
小型飛行機を操縦していたパイロットが急に失神し
たった一人の乗客が管制塔と交信して
指示に従って操縦し、空港までたどり着いて無事着陸したというもの しかもちゃんと滑走路上に普通に止まってました!
この乗客がパイロットの免許を持っていたかどうかはわからないけど
飛行機の操縦は想像よりかなり繊細で
操縦かんをちょっと押しただけですぐ降下しちゃうし
スロットル(アクセルみたいなもの)をちょっと強めるとすごくスピードが出ることもあるし
しかも風の向きによって流されたりするから
真正面に滑走路があったとしても
そこに無事たどり着くだけでも困難だし
さらに着陸の際はパワーや速度を落としつつ飛行機を水平にして
それをじわじわとやらないと着陸の時滑走路に機体がたたきつけられちゃうし
飛行機の着陸って訓練の中でも一番難しいと言っていいところ
それに
車もそうだけど
飛行機の種類によってボタンの位置とか表示される計器の位置が少しずつ違うし
離陸や着陸などのパワーや速度の数値も全然違うから
それを正確に把握するのも大事 だから機種ごとに操縦の許可を取る必要があります
だって
飛行機は何かトラブルあっても
とりあえず止まるってことができませんからね
だからね
この乗客は本当にすごいし
こんな危機一髪を完ぺきに乗り切るなんて奇跡
そして
この乗客に的確な指示を出した管制官も
本当にすごいですよね
だって
彼はその飛行機の計器やボタンの位置はもちろん
機体によって違う着陸時のパワーや速度の調整の仕方とかも
ちゃんと把握してたってことですから
管制官、恐るべし・・・
たまたまできる管制官とすごい乗客が出会って成し遂げた奇跡かもしれないけど
いやはや
とにかくすごいとしか言いようのない
危機一髪のお話、でした
自分が乗客だったらと思うとぞっとしますね・・・
遊びに来てくださって、ありがとうございました