ネットのニュースでハッとさせられたのが
一般社団法人「若草プロジェクト」が運営する
まちなか保健室のお話
これは2020年7月に
コロナ禍で若年女性の自殺が増加する中始められた事業で
学生時代に保健室登校で日々を支えられていた子たちの
その後の居場所を作るのを目的としたものだそう(東京都の予算に組み込まれているそうです)
わたしも保健室登校の子たちの話を聞くにつけ
卒業したらそういう子はどうなるんだろうってちらっと思ってはいたけど
やはり本当に逃げ場所を失って生きる気力を失くしていく子が多いようで
そういう子たちにとってこの事業は
心から待ち望んだものであるに違いない
ここは日曜以外の毎日開いていて
基本は完全予約制だそう
で、何をするかというと
希望すれば軽食をいただけたり
アロママッサージ(手)やヨガ、料理教室などに参加したり
もちろんお話も聞いてもらえるし
何もせずそこにいるだけでもいいみたい
だからつらい思いをしている子たちが安らげる空間なのだと思う
コロナ禍では行動抑制による孤立感に悩む人が増えたのと同時に
家庭内暴力を受けている子が在宅勤務や行動抑制により家から離れられなくなり
さらに暴力を受ける機会が増えて
自殺に追い込まれるケースが少なくないよう
だから
自分を守ってもらえたり話を聞いてもらえるこういう場所が
今、本当に必要になっている
逃げ場のない恐怖とストレスは
どんなにつらいものだろう・・・
そして全国にはこういうことでいやおうなしに気持ちが追い込まれている子が
どれだけいるんだろう
こういう問題は目に見えないから
本人が話さない限りほとんどまわりにはわからない
だから
こういう事業が全国に広まって
一人でも多くの子たちが救われ、前向きに日々を暮らせるようになればいいなと
心から思う
遊びに来てくださって、ありがとうございました