6月に梅雨明けしたと同時に猛暑となり
熱中症で緊急搬送される方がものすごく増えて
今、水分摂取に気を配ってる方はすごく多いと思うけど
ちょっと心配になるのは
水分は何でもいいというわけではないということ
以前猛暑の中、外で活動していて
ものすごく汗をかきのどが渇くので
缶コーヒーを仕事の合間に(間隔をあけて)8本飲んだらその後意識がなくなり
緊急搬送された方がいた
原因は高血糖で
その方は別に糖尿病などの病気はなく健康体だったけど
一気に糖分をたくさん摂取してしまったため
体が糖分の処理をしきれなくなって
意識がなくなってしまったもの
これの恐ろしいところは
意識がなくなったとき倒れて頭を打ち、脳の障害で命の危険の可能性があるだけでなく
高血糖自体が脱水や電解質異常を引き起こし(心臓の拍動にはカリウムなどの電解質が必要)
死に至ることがあるということ
だからお子さんはもちろん大人も
糖分の入った水分を水代わりに飲むのは本当に危険なのですが
最近はジュースやコーヒーなどは注意する人は増えてる気がするけど
スポーツドリンクはどうですか?
体液に近いといううたい文句があるから
安心して飲んでる皆さん
それ、本当に危険です!
というのは、スポーツドリンクの中にも糖分がかなり含まれていて
ジュースを飲むのとあまり変わらないし
糖分は汗で外には出ていかないからたまっていく一方なのです(意識を失わなくても糖尿病などになる可能性はあります)
体に必要な水分は、基本は水で
そうでなくても味のついてないものがよく
カフェインが入っているものは利尿作用があるので
摂りすぎはあまりよくないと思います
それと塩分のことですが
外の作業などで滝のように汗をかいたら少し補充が必要だけど
そこそこの汗ならば食事中の塩分である程度足りてるので
塩分の摂りすぎにも注意が必要です
ということで
糖分の入った飲み物には十分注意して
必要な水分をたっぷりとって
元気に猛暑を乗り切りましょう
遊びに来てくださって、ありがとうございました