今日のニュースで
東京・八王子市の中学校で理科の実験中
数名の生徒が気分が悪くなり
8名が病院搬送されたという
原因は硫化水素で、これは中学校の理科の実験でよく行われるものだけど
このところ全国の中学校でこの硫化水素の臭いで気分が悪くなる事象が増えてて
ちょくちょくニュースになってる
毎年行われるものなのにどうしてだろうって考えてて
ふと思い浮かんだのは
最近は全国的に雨が多くなってて
さらに今年は春から気温が高めで来ていて
そういう影響があったのかな、ってこと
においの拡散には温度と湿度が関係していて
まず温度については
においの分子は揮発性があって、蒸発して気体になりやすい
そして周囲の温度が高いと気体になったにおいは周りに広がりやすいというもの
例えばコーヒーは熱いと香りが漂うけど、冷めるとそれほど香りがしない
それから湿度については
におい物質は水に溶けやすく、湿度が高いとにおい物質は水蒸気に溶けたままその場に留まるのでにおいを感じやすいというもの
例えば雨の降る前に匂いを感じるのは、土に含まれるペトリコールという物質のにおいが湿度が上がった空気中に留まるため
(ペトリコールは常に空中に拡散してるけど、湿度が低いときはあまりにおいは感じない)
だから
こういった気温も湿度も高い時期にこの実験をすると
においを感じやすくなり、気持ち悪くなる生徒が多くなるんじゃないかなって・・・
まあこれはわたしの勝手な考えなんだけど
なぜこう思ったかというと
時々行く図書館はもう建ててから二十数年経ってるけど
作ったときにホルムアルデヒドを使ったらしく
わたしはこのアレルギーがあるみたいで
この臭いが辛いんだけど
雨の日はこの臭いがきつくなるんですよね
それで調べてみたらにおいの拡散には温度と湿度が関係してるのがわかったってわけ
まあわたしのことはともかく
この実験はきっと意味があるから授業で取り入れられてるんだろうから
行うなら時期を考慮して
温度も湿度も低めの時にすればいいんじゃないかなって勝手に思った
わたしなのでした
理科の実験、懐かしいけど
安全に行ってほしいですね
遊びに来てくださって、ありがとうございました