先週の土曜日のブログで「そう遠くない将来、必ず訪れる葬儀がある」と書いたの
ですが

広島ブログランキングに参加しています。あなたのポッチンで私は幸せになれます。
書いて4日後、25日の早朝5時半にママの携帯電話が鳴った。通勤の準備をして
いた次男を休ませ、娘も大学を休み、長男だけは急には休めないので出勤したが、
私達夫婦と子供2人の4人で西条の施設に向かった。
途中、瀬野川あたりで又、ママの携帯電話が鳴り、「先生、本当ありがとうございま
した」と返事をしているので、事態を察した次男が、車内で号泣し始めた。
次男は、ママが里帰り出産をした兵庫県で未熟児で生まれ、長く入院していたこと
もあり、広島に帰って来るのに時間がかかった。その間毎日見舞に行き、退院後も
暫くはママの実家で育ったので、義父と義母に非常になついていた。
昔は、夏休みや冬休みの長期の休みには1週間程度家族で里帰りしていたのだが
必ず3階の爺ちゃんの部屋で一緒に寝ていた次男。先週の日曜日も夜勤明けで疲
れて眠かったはずだが「いま爺ちゃんに会っておかないと、絶対に後悔するから」と
施設についてきて、手を握って「爺ちゃん、良だよ、分かる?」と話しかけていた。
9年前、糖尿病の義母の通院のための運転中、脳梗塞を発症、電柱に激突した義
父。糖尿病で手が震え、おさんどんが出来なくなった義母に代り炊事をしていたが
流石に脳梗塞後、認知症もひどくなった義父に家事をさせるわけにはいかず、事情
があって面倒を看られないという義弟に代って、我が家で義両親を引き取ったのだ
が、足腰がしっかりしていて、ボケているので何をしでかすか分からず、申し訳ない
が、義父には騙して施設に入ってもらった。
施設でも、最初のうちは脱走を何度も試みたり、面会に行っても怒鳴りだしたり、色
々あったが、ここ2~3年は本当に穏やかな爺ちゃんになっていた。8年前には甲状
癌が見つかったが、年齢と甲状腺癌の進行の遅さを考えて手術は断った。その後も
不整脈でペースメーカーを埋めようと言われた時も、胃癌が見つかった時も、高齢な
ので、手術のリスクの方が高いと判断して、断った。もちろんこの結論を出すのに長
男の意見は大きかった。
全ての判断は正しかったと思う。主治医の先生も「死因は老衰です。癌の転移や不
整脈が原因の死亡ではありません」と言われ、ママや長男はほっとしたと思う。最終
局面でも、胃瘻を断ったが「まったく苦しまず、息を引き取られました」と、言われた顔
は、とても良い笑顔だった。
広島に来てすぐに施設に入ったので、親戚はもちろん友人もいない広島で亡くなった
ことと、広島には真言宗のお寺が少ないこともあり、本当に簡単なお別れの儀式にし
ました。お骨は義弟が持ち帰り、兵庫の菩提寺さんでもう1度葬儀を行い、先祖代々
の墓に入ってもらうことになります。
今日は長男も仕事を休ませていただき、兵庫から来た義弟とその嫁、長男Y君も仕
事を休み、義母も車椅子で、全員参加し「爺ちゃん、やっと兵庫に帰れるね」と見送り
ました。

2日間、フィリップもペットホテルに泊まってもらった。そういえば爺ちゃんは犬好きだ
ったが、1度もフィリップに会わせてあげていなかった。
ですが

広島ブログランキングに参加しています。あなたのポッチンで私は幸せになれます。
書いて4日後、25日の早朝5時半にママの携帯電話が鳴った。通勤の準備をして
いた次男を休ませ、娘も大学を休み、長男だけは急には休めないので出勤したが、
私達夫婦と子供2人の4人で西条の施設に向かった。
途中、瀬野川あたりで又、ママの携帯電話が鳴り、「先生、本当ありがとうございま
した」と返事をしているので、事態を察した次男が、車内で号泣し始めた。
次男は、ママが里帰り出産をした兵庫県で未熟児で生まれ、長く入院していたこと
もあり、広島に帰って来るのに時間がかかった。その間毎日見舞に行き、退院後も
暫くはママの実家で育ったので、義父と義母に非常になついていた。
昔は、夏休みや冬休みの長期の休みには1週間程度家族で里帰りしていたのだが
必ず3階の爺ちゃんの部屋で一緒に寝ていた次男。先週の日曜日も夜勤明けで疲
れて眠かったはずだが「いま爺ちゃんに会っておかないと、絶対に後悔するから」と
施設についてきて、手を握って「爺ちゃん、良だよ、分かる?」と話しかけていた。
9年前、糖尿病の義母の通院のための運転中、脳梗塞を発症、電柱に激突した義
父。糖尿病で手が震え、おさんどんが出来なくなった義母に代り炊事をしていたが
流石に脳梗塞後、認知症もひどくなった義父に家事をさせるわけにはいかず、事情
があって面倒を看られないという義弟に代って、我が家で義両親を引き取ったのだ
が、足腰がしっかりしていて、ボケているので何をしでかすか分からず、申し訳ない
が、義父には騙して施設に入ってもらった。
施設でも、最初のうちは脱走を何度も試みたり、面会に行っても怒鳴りだしたり、色
々あったが、ここ2~3年は本当に穏やかな爺ちゃんになっていた。8年前には甲状
癌が見つかったが、年齢と甲状腺癌の進行の遅さを考えて手術は断った。その後も
不整脈でペースメーカーを埋めようと言われた時も、胃癌が見つかった時も、高齢な
ので、手術のリスクの方が高いと判断して、断った。もちろんこの結論を出すのに長
男の意見は大きかった。
全ての判断は正しかったと思う。主治医の先生も「死因は老衰です。癌の転移や不
整脈が原因の死亡ではありません」と言われ、ママや長男はほっとしたと思う。最終
局面でも、胃瘻を断ったが「まったく苦しまず、息を引き取られました」と、言われた顔
は、とても良い笑顔だった。
広島に来てすぐに施設に入ったので、親戚はもちろん友人もいない広島で亡くなった
ことと、広島には真言宗のお寺が少ないこともあり、本当に簡単なお別れの儀式にし
ました。お骨は義弟が持ち帰り、兵庫の菩提寺さんでもう1度葬儀を行い、先祖代々
の墓に入ってもらうことになります。
今日は長男も仕事を休ませていただき、兵庫から来た義弟とその嫁、長男Y君も仕
事を休み、義母も車椅子で、全員参加し「爺ちゃん、やっと兵庫に帰れるね」と見送り
ました。

2日間、フィリップもペットホテルに泊まってもらった。そういえば爺ちゃんは犬好きだ
ったが、1度もフィリップに会わせてあげていなかった。
