太宰府天満宮から渋滞で予定より大分遅れて、福岡県糸島市 雷山千如寺大悲王院に到着
福岡と佐賀の県境に聳える山岳霊場・雷山の中腹に千如寺大悲王院の境内は広がります。
雷山の歴史は古く、神代の時代、地主神である水火雷電神(雷大権現)が一夜のうちに山を削り、
岩を砕いて雷音寺を建立、そして神功皇后が朝鮮出兵の折、戦勝を祈願したのが始まりで、
雷大権現の招きで天竺霊鷲山(インド)の僧・清賀上人が創建したと伝えられている。
雷音寺は後に千如寺と称するようになって、山内三百坊を有する大寺院となって隆盛を極めたが、
この大寺院も明治の廃仏毀釈の波には逃れようになく、各坊は廃止され、大悲王院のみが存続して、
雷山千如寺大悲王院と称して現在に至っています。
福岡県でも紅葉🍁の名所として有名
境内に入るとすぐに、この寺のシンボル樹齢400年の大楓
例年に比べて大楓の紅葉はちょっと残念。暖かい日が続いて紅葉が遅れていたところに
強い風がふき 葉が散ったためだそうです。
建物内から室町時代に作られた心字庭園を見ることができます
庭を見て本尊の千手観音が安置されている観音堂 へ・・・
階段を上がって行きます。 本尊の観音菩薩は、撮影不可📷×。お寺のパンフレットから
御本尊の木造十一面千手千眼観音さま(重 文)、身の丈5mもある大きな仏様で、頭部に十一面、
本体に42本の手、光背に千の手があり、千の慈眼、千の慈手を持つ姿
観音堂・開山堂前の山の斜面に500羅漢様
仁王門
住職さんの法話を聞く予定だったが、新幹線の出発時間に間に合わなくなるのでカットして帰路、博多駅に急いだ。