山鹿灯篭祭り で有名な、熊本県山鹿市

豊前街道と菊池川が交わる下町惣門は、米の集積地であったことから造り酒屋、味噌蔵、米蔵など
米にまつわる商売が栄えていました。今でも風情ある街並みが残っています。


菊池川流域は古くから良質の米の産地で、収穫された米は船を利用して運ばれていた。
米米惣門ツアー
惣門地区にある商店主たちが、豊前街道沿いのお店やお寺などを
『お米』というテーマで案内する街歩きの散策ツアー。
185年続く麹屋、明治時代より続く造り酒屋、せんべい屋、お寺などを愉快な案内人と巡ります。
案内中は甘酒や日本酒の試飲、せんべい焼きの体験試食などがあります。
木屋本店
江戸天保年間(1830)頃創業し、室蓋などを用いて手間暇かけた 伝統の製法を守って
糀の香り豊かな製品造りにこだわり続けている。甘酒を試飲

隣の「千代の園酒造」へ・・・

「千代の園酒造」

千代の園酒造は明治29(1896)年の創業だが、元々は米問屋だった。
他の蔵に先駆けた純米鮭作りのパイオニア・・・・試飲が出来る
昔の酒造りに使われた様々な道具が展示してあります。

90kgある石を簡単に持ち上げるための滑車

赤酒
熊本に伝わる最も古い型の清酒の特徴を残す赤褐色のお酒。
みりんと似ているが、みりんとは異なり微アルカリ性の性質を持っている。
熊本ではお正月のお屠蘇として欠かせない。日常の料理酒としても使われている。
熊本ではお正月のお屠蘇として欠かせない。日常の料理酒としても使われている。



次に向かったのは約440年の歴史を誇る光専寺。ここからの案内はは「せんべい工房」のご主人です
400年前の熊本城築城の際、余った材木で作られた桜門

光専寺は天正6(1578)年に創建され約440年の歴史を誇る、
江戸時代、山鹿一の米問屋『宗方屋』が寄進した一切経3000本を納めた経蔵。

明治10(1877)年の西南戦争で、薩摩軍の野戦病院としても使われた。

せんべい工房
熊本県産のお米と良質の天然塩にこだわった手作りのせんべい屋さん。
えび、塩、のり、など5種類の味がありサクッとした食感の薄い米せんべい
250度で約2秒圧力をかけながらポン菓子を作る要領で焼き上げます。

多くの有名芸能人の色紙が飾ってある

