ミステリーツアー最後は愛媛県の南予地方に位置する内子町
重要伝統的建造物群保存地区を散策 6月21日
江戸後期~明治時代にかけて、木蝋と和紙の生産で栄えた内子町。
往時の面影を残す八日市護国地区の町並み
約600mの通りに約120棟の家々が連続して建ち並び、この内約90棟が
伝統的な民家。浅黄色と白漆喰で塗り込められた重厚な大壁や袖壁、うだつ、
なまこ壁、鏝絵など建物の造形が美しい。町並み保存地区は、昭和57年に
国の「重要伝統的建造物群保存地区」として選定された。
町並みの入り口にある護国町並保存センター
町並み保存の歴史や仕組みについて紹介している他、建物の構造や
大工道具などの展示、内子の保存地区の街並みのジオラマもある。
ヘアーサロン
本芳賀屋住宅。庭の入口のみ開放
木蝋(もくろう)の生産で財をなした本芳我(ほんはが)家の主屋は明治22年に
建てられたもの。漆喰塗籠の重厚な建物は、鏝絵や海鼠壁などで飾られ、
町並みの中でも圧倒的な存在感がある。
フクロウや
竹工芸 武工房 竹バッグ、竹ざるを中心に、実演・販売
竹バックは注文に応じきれないくらい人気がある
木蠟資料館 上芳我邸(重要文化財 上芳我家住宅)
地元の中学生が木蠟つくり体験
木蝋作業場であった晒場や作業工程の「釜場」などの屋外部分が入場無料で見学できる
広い晒場(さらしば)からみる主屋
木蝋の原材料になる実がなるハゼノキ
八日市資料館あたらしや
町屋資料館
大森ろうそく
江戸時代からの和蝋燭づくりの手法を今も継承している