旭市飯岡地区のふぐ鍋祭り・銚子近隣の極上さば料理祭とはー考える時期になって来た。
ふぐ鍋祭りは今年で13回目、飯岡宿泊組合が主催、沖で獲れるショウサイフグを素材に冬を迎えるイベントとして定着している。また、銚子極上さば料理祭はこの時期に水揚げされる700グラム以上の脂がのった大型サバを素材にサバ好きが集まるイベントになりつつある。
何れも地元の港で水揚げされる産物を活用し、当初は集客を増やしてして来ているがこの10年間を見ると残念であるが震災を機に減りつつある。近年、全国各地で産品を掘り起こしイベントへ商品化で集客する仕組みが定着、一方の少子高齢化で地元のお客が減少、この傾向は確実に進行している。
今年も加盟店の各店がお持て成しを心に、少しでも多くのお客さまに冬の風物詩「ふぐ・さば」を味わって頂きたいと願っています。
銚子極上さば祭り
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いいおかふぐ鍋祭り
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ふぐ鍋祭りは今年で13回目、飯岡宿泊組合が主催、沖で獲れるショウサイフグを素材に冬を迎えるイベントとして定着している。また、銚子極上さば料理祭はこの時期に水揚げされる700グラム以上の脂がのった大型サバを素材にサバ好きが集まるイベントになりつつある。
何れも地元の港で水揚げされる産物を活用し、当初は集客を増やしてして来ているがこの10年間を見ると残念であるが震災を機に減りつつある。近年、全国各地で産品を掘り起こしイベントへ商品化で集客する仕組みが定着、一方の少子高齢化で地元のお客が減少、この傾向は確実に進行している。
今年も加盟店の各店がお持て成しを心に、少しでも多くのお客さまに冬の風物詩「ふぐ・さば」を味わって頂きたいと願っています。
銚子極上さば祭り
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いいおかふぐ鍋祭り
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11月28日の朝日新聞be欄でこの記事が掲載されていました。かって、サバといえば若狭湾で獲れたサバを京都へ運ぶ鯖街道でした。イワシが獲れたり獲れなかったりと漁獲の変移は付き物です。
記事では1970代後半に激減と伝えています。かって津村 喬がここら辺のところを取材、「風土食の発見」として1983年に発行していました。
鯖街道起点としていずみ町商店街の店頭を賑わい、この不漁を担ってきたのがノルウェー産のサバといわれれば合点は行きました。また、銚子で水揚げされるサバで大型のものが近畿・中国の消費を担っていると関係者から聞いています。
11月27日予定通り道の駅「季楽里」で11時からイベント広場で開催、ふぐ汁200食、唐揚200皿を昼過ぎまでに完売しました。
季節風が吹くやや寒い中に大勢の皆さんがお出でになり味わって頂きました。始めての試みに関係者のご協力を感謝します。
明日から2ヶ月間、地域に人を呼び込むふぐ鍋祭りのご支援をお願い致します。
11月21日から銚子極上さば料理祭が始まりました。銚子漁港での水揚げの内700グラム以上のサバが数%、極端に減少しているとのこと。時化などが重なり大型サバの入荷は少ないようです。現状を報告します。
サバを活用し地域の活性化を辿る道筋は地球温暖化など様々な影響による漁獲の変動によって順調に進む時代では確実に無くなりました。
実行委員会が抱えている課題は
①こうした漁獲の変動を仕入れ・加工の段階で応対する先端的な技術の導入(ナノバブル・キャサなど)
②フエスブックやSNSなどを介在した集客システムの構築
③基本は組織として原料・加工・販売で連携を作りながら地域の誇る産品を維持できるか!そしてここの店舗がどう応対できるのか!
今のところ例年よりはお客さまの出足が少ないのが実情。
12月に入ってもアンコウの水揚げはほんの少量で推移しています。大型は皆無で5K前後でK当り1300円、10K以上だと2500円が浜値です。
それ故、銚子市内の料理屋さんであんこう鍋1人前¥3000円が相場になっています。このところ、あんこう鍋への問い合わせが続いています。しかし、仕入れの不安定と高値のためメニューへ掲載出来ないのが現状です。年明けには何とか始めようと模索中であります。
12月に入っても銚子港での水揚げは日に一匹ぐらい、浜値でK3000円と手が届く範囲を超えている。このままではあんこう鍋祭りの開催が困難と考え組合で会議を行なった。
昨年は日に数引き水揚げされ浜値もK2000円位であった。年明け後は量の不足、仕入れ値の高止まりを予想、料金の設定を行いお客様への周知をすることになった。
昨年から地域末端の諸事情に変移が目立って来た。銚子港での水揚げが減少し始めのだ。イワシ・サンマは極端であるが底引きなどでも減少しそれに伴い仕入れ値は高止まりとなっている。地球温暖化がモロに反映する時代になったのか!
訪れる客数も少なくなっている。
地域の衰退が進行、高所得・低所得の分離、イベントの日常化、など、確実に地域での賑わいは減少して行く。
働き手の減少!
若い人材が皆無となってきている。これからは人材不足で経営を断念せざるえないのが日常となった。
こうした諸々の事情を考えていくと成長するという観念は葬ることを我がことにする時代に突入した。