光と風に乗って地域産品の創出

NPO法人光と風&地魚料理海辺里

第24回飯岡磯ガキ祭り

2022年08月01日 | 食によるまちづくり
      
 6月1日から始まる磯ガキ祭りに向けて試食会を開催した。平成7年に始まり今年で24回目となった。この間、8年前に震災もあったが支援を頂き何とかこれを乗り切り現在に至っている。
このカキは飯岡海岸に設置している消波堤に付着した天然の夏ガキである。海岸には岩場がないので「磯ガキ」と命名しイベントを開催、その大きさと濃厚な味は定評があり8月まで季節限定の一品となっている。旭市の観光では地域に人を呼び込む夏場のイベントである。

◎ 千葉テレビが試食会を取材、29日18時30分からのニユース番組で放映

5月30日千葉日報「大ぶり濃厚磯ガキ試食 イベント控え、飯岡宿泊組合」取材記事
◎6月4日大衆日報 第24回磯ガキ祭り報道
              試食会     
      
     

             案内チラシ
     

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 渚を考える!侵食の神奈川か... | トップ | 銚子うめぃもん入梅いわし祭り »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (海辺里 渡邉)
2019-05-31 21:01:23
     カキ殻の活用  -1
 初夏になると飯岡港を賑わし店頭に並ぶ魚にセグロイワシ(カタクチイワシ)がある。また、この時期、磯ガキ(夏ガキ)の美味を求めて首都圏から人々が集まって来る。カキ殻の活用について調査中なのでその一部を報告したい。
2、カキ殻の活用
 旭市飯岡地区では海岸に設置されている消波提に付着・生育した岩カキを磯ガキと呼び、夏場の集客に活用していたがその殻の扱いに困っていた。
①周知のようにこのカキ殻は炭酸カルシュウムをはじめ、海のミネラルが豊富に含まれ、土壌改良や水質浄化など利用されている。
当施設内に天日干している山積のカキ殻を目に付け、鯉の養殖業者が回収している。主成分が炭酸カルシウムで水のpHの調節の役割があり、殻の多孔質が水質の濾過装置の機能を果たすことでも知られている。業者によれば特に飯岡の大きな殻を縦に積み重ね養殖池に設置すると病気への耐性が強く、鑑賞用として斑点模様、色彩の鮮やかさなど鑑賞用として発色の効果があるという。
②カキ殻を陶芸用電気窯で高温焼成(1300℃)すると純白の微粉末になる。これが酸化カルシューム(CaCo3=Cao+CO2)である。水に溶かすと水酸化カルシューム[Ca(OH2)となりph12の値を示す抗菌・殺菌作用をもたらす。
③このカルシュームの酸化・水酸化はその作用が還元と呼ばれ独特な働きがある。酵素の働きもその一つといわれる。酵素はものの発酵、熟成に関わる基本のベースでもある。
④このカキ殻アルカリ水の独特な作用を魚の鮮度保持・冷凍しても生食感(ドリップが出ない)となる製法ができないか!
⑤あれこれ考え、製法として確立できたのが「熟成タレ製法」である。


返信する

コメントを投稿

食によるまちづくり」カテゴリの最新記事