雑にゃん日記<俺ってズレてる?>

いろいろな趣味や語りを書きたいと思いまーす。
私の頭の中、一般的と言うものとはズレているみたいです。

るろうに剣心 最終章 The Final みました

2021-05-21 12:15:52 | 映画

これを記載している前日、2021/5/20に見てきました。
感想文です。

平日なので、暇そうなご婦人が数人いたぐらいですね。
(エンドロール前に出て行ったので、作品自体???だったのかも)
それも、私もポップコーンをぶちまけてしまう失態をしてしまったので、初めっからげんなりでした。。。

さて、2021/6/4から「The Beginning」が公開されるということで、今はざっくり感想だけにします。
(公開日は、新コロナの影響があるかもしれないので、ご注意を)

私としては、原作は読んでいません。OVA(追憶編、星霜編)はずいぶん前に見ました。
記憶に少しある程度でしたので、前情報少しで見た感じですね。

感想です。
とにかく圧巻でした。
スタッフ、キャストも見せ方に慣れている、かっこいい動きとはこうだ!アクションはこうだ!
どうだ!かっこいいだろう!をしっかりとやってくる。
殺陣や、支えるスタッフの苦労がバンバン感じられますね。
多分「The Beginning」への伏線になるよう、雪を降らしたりと美術もこだわって、画面構図として「いいな~」と思う出来。
ラストの殺陣、剣心と縁との掛け合いもグッときますね。それぞれの立場を理解したうえで、複雑な関係・心情をセリフと演技に込められている、
素晴らしい。そう感じました。
その感情の詳しいところ、複雑なところは「The Beginning」で!
(そういう表現があるかは見てみないとわかりませんが)

この作品、原作の「人誅編」を描いたもののようです。
OVAしか知らないのですが、アクションより心理描写が主となるシナリオだと思います。
その部分がいまいちグッとは来なかったのが残念。
アクションを中心に組み立てたのだと思いますが、心理的な芝居は「The Beginning」で重厚に描かれることだと思います。


感想はここまで。
あと、気なった点。
キーワードにしたいのだと思いましたが、「人誅」という言葉の乱発。
ちょっとやりすぎ。安っぽくなっています。
また、カメラワークが見せたいもの(役者中心)をカメラのセンターにアップで撮る構図しかない点。
構図が素晴らしいと前述しておいてなんですが、背景も欲しかったなと。
静的芝居中も、アクション時もすべて役者(のアップ)をカメラのセンターで撮っている、ワンパターン的な構図に思えました。
役者さんとの契約があると思いますので仕方がないと思いますが、もっと美術さんや背景さんの仕事をメインに据えた構図があっても良かったのではないかな。
庵野秀明さんや新海誠さんの、いわゆるアート系アニメを見ていると、引いたり寄せたりずらしたりするのも絶妙な説得力が引き出される場合が多々あると思います。
ワンパターンの構図がもったいなく感じます。

あとは・・・役者さん、みんな大人になっちゃったなーと。
佐藤健さんの演技・・・大人になっちゃったんだよね。
私としては剣心のイメージより10歳ぐらい大人に見える芝居だなーと。
これは仕方がない。

シンエヴァの感想はいつになることやら。。。

コメント
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