雑にゃん日記<俺ってズレてる?>

いろいろな趣味や語りを書きたいと思いまーす。
私の頭の中、一般的と言うものとはズレているみたいです。

物語を感じる時に、共感や感情移入は必要か?

2024-01-28 13:46:27 | 日記

昨今、見つけたのですが

 

特攻野郎Aチーム傑作選 | 無料ドラマ・映画 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ)

不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する。俺たち、特攻野郎Aチーム!

BS12トゥエルビ

 

やってくれました。BS12!

特攻野郎Aチームですよ。

昭和のクリエーターの皆がリスペクトする、はっちゃけアメリカの爽快ドラマです。

この局は、他民放局が「ある理由」で放送できない内容を、ちょくちょく放送してくれる放送局です。

がんばれーBS12。

そして、こう局の先駆けであるBS11も。

 

さて、特攻野郎Aチームですが、なにが面白いか?

それは、主人公がやる行動が明確な点。

かなり強引な所や「そんなバカな」と思う点は多々ありますが、それを凌駕する爽快なシナリオ。

これが魅力。

もう、細かいところなんてどうでもいいんです。

日本ドラマでは、わたしが子供時に見ていた(刺激的ですが・・)

「ザ・ハングマン」とかが似たようなテイストでしたかね・・・違うか。

 

私が、テレビ、映画、アニメ、小説を嗜む時に心掛けているところは

「共感しないこと」「感情移入しないこと」

です。

特攻野郎Aチームなんかは、各キャラクターの特徴がバラバラなので、共感・感情移入をするとシナリオそのものが見えなくなります。

「あそこが変」「ここが変」というところばかり見てしまい

「この物語は、何を目的にしているのか?」

が見えなくなってしまいます。

 

昨今の日本ドラマは、キャラクターに共感・感情移入してほしいように作られているような気がします。

そのため、シナリオがおろそかになり、話が発散し、最後には「まとまらない」という結果になっている感じます。

その結果、学園ドラマや恋愛ドラマのような、決まりきった結果や、どっちつかずの結果になっている感じがしますね。

でもね、多分ですが作りてから見ると、それでいいと思っているのかもしれません。

キャラクター(役者と言う名のタレント)を売ることを優先しているため、シナリオは二の次になっているのかな?

そういう理由から、演技のできない役者がとる、最も”あんちょく”で単純な演技「怒鳴り芸」がメインになってしまう。

 

どんな物語にしても、シナリオ・・・というかプロットで、どんな世界観で、社会背景があり、何が起きて、色々ありながら、結果をどうするかがあります。

当然、シナリオやプロットを決める際には、後ろから決めていきます。

その中で、キャラクターを決め、そのキャラクター性、思い、思想、行動パターンがあります。

そして、それらが絡み合う事で、シナリオを進めていくことになります。

どのキャラクターがいなくても、シナリオは進みません。

にもかかわらず、共感・感情移入をしてしまうと、見ておかなくてはいけない部分が見えなくなってしまいます。

物語は、あくまでも俯瞰で見るべきなのです。

 

昭和では「漫画ばかり見ているとバカになる」と言われたものですが・・・

現代では、新聞・小説・漫画見ても理解できず、テレビ・動画をみてわかった気になるというのが実際らしいです。

良く「漫画でわかる~~」とありますが、昨今「動画でわかる~~」というのが主流ですかね。

多分、わかった気になっているだけのような気がします。

実際、動画で見た通り実践やると、簡単にはできないことがわかります。

まあ、周りを見ていると「動画の通りやってもうまくいきません。環境が悪いので私はできません」と平気で言う若者、多いですよね。

世の中そんなに単純じゃないよ。

まあ、理解力が低下している・・・いや、なくなっている。そう感じます。

そのため、共感・感情移入が必須になるんでしょうね。

・・・まあ、そうすると、重要な所を見逃すという事になります。

 

と言いつつ、特攻野郎Aチームは、そんなのを抜きにして「爽快」「明解」で見れる、少々ヤバイ作品です(笑

BS12さん。

できれば、エアーウルフや冒険野郎マクガイバーもお願いします。

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「運は遺伝する」橘 玲著。やっぱりそうですか。。。

2024-01-28 12:50:59 | 読書

昨年末に読み終えた本。

「運は遺伝する」という、「そんなバカかな」と思う反面「やっぱりそうか」と思う内容。

 

NHK出版新書 710 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」 | NHK出版

 

著者は「橘 玲」さん。

「安藤 寿康」さんとの対談で進められる本となります。

 

私が橘さんの本を読んだのは「バカと無知」と言う本が最初。

 

橘玲 『バカと無知―人間、この不都合な生きもの―』 | 新潮社

正義のウラに潜む快感、善意の名を借りた他人へのマウンティング、差別、偏見、記憶……人間というのは、ものすごくやっかいな存在だが、希望がないわけではない。一人でも多...

 

この時も、タイトルを見て「まさか」と思ったのですが、一方で「やっぱりね」とも思ったのも事実。

今回の「運は遺伝する」というタイトルも、同じような印象でした。

 

どちらの本も、実験に基づく数値で語られており、信ぴょう性・・・というか「やっぱりそうか」と言う感じがします。

とはいえ、全ての人が納得できる話ではないと思います。

これを「やっぱり」と思える人は少数ではないでしょうか。

常日頃から「何か変」と思っている人、息苦しいと思っている人が感じられるのではないかな?と思います。

そういう人は、少数派の人。

つまり・・・良識者のベルカーブがあるとすれば、右から1/3ぐらいの人だと思います。

 

私も、今は地方に住んでいます。

関東から実家があるこの土地に引っ越した時

「なんてひどいところに来てしまったのだろう?」

と思いました。

今でも思っていますし、いまだに息苦しい。

言葉にしてみれば「先進国」から「発展途上国」に来た感じでした。

行動パターンが、某アジア系の国とそっくり。

とにかく「本能のみ、遺伝子にいざなわれるのみで生きている」感じ。

行動に一貫性が無く、一貫性が無い。

ルールより、自部の都合が最優先。

危険予知もできず、全ての行動が「行き当たりばったり」

ほとんどの人が、こういう行動をします。

全ての行動が「ごっつあん」でやるので、感謝なんかしない。

人にぶつかろうが、車をぶつけようが罪悪感が無い。

どちらかと言うと、この土地の高校生~大人は、関東の中学生ぐらいの価値観。

中学生は小学生、小学生は幼児と言う感じで、かなり幼いという印象。

 

昔は「この土地の教育が変で、この変な教育が先祖代々から続いているのだ」と思っていましたが、本書を読んでから

「はっ!」

としました。

そう、本書では「教育、育て方の影響は小さい」とのこと。

そりゃそうだ。

義務教育で、同じ教育を受けているのに、関東と、この地方との育ちの違いは・・・起こりえない。

ではなぜか?

そう「遺伝子が求める」から。遺伝子が心地よいと感じる世界がこの土地。

つまり、遺伝子が「幼い」という事になる。

遺伝子が突然変異(というか、ランダム遺伝なので発生する)すると、この地方が居心地悪くなる。

 

地方に残された「心地よい」と思う遺伝子が交配し、この土地ならではの人が増える。

そして、こういう人の見になる。

これが、土地柄と言うやつ。

関東の人が、地方に移住しようと思っても、遺伝子が違うので居心地が悪いのは当たり前。

というところではないでしょうか。

 

本書で語られている、知能の高い人が結婚せず、低いものが結婚して子供を作っていく世界。

これ、私もずっと考えていたこと。

そういう映画、物語があったそうですね。

やっぱり、色々な人(賢い人)が、うすうす脳裏をかすめる内容のようです。

今の「離婚率」の高さと「婚姻率」の低さの理由は、ここにあると思っています。

つまり、今の少子化対策とか、結婚しない人の対策は、全く意味が無いという事がわかります。

結婚しない理由は「見合った遺伝子がいない」と言うのが本当の理由であり、「出会いが無い」は嘘の理由。

わかってますかね?

 

話は脱線しまくりましたが、この本。

私が読み始めた時は、端の方に置かれていましたが・・・数週間たつとビジネス書の「話題の一冊」になっていました。

つまり「わかる人」には、「あ~やっぱり」と思ってしまうのかもしれません。

理解・・・というか納得できる人は少ないかもしれませんが、自分を見直すタイミングにはいいかもしれません。

 

ちなみに、私は「運」が悪いです。

これも遺伝子なのでしょうかね?

まあ、運に頼らずにやっていけてますので、まあまあな人生なのかもしれません。

運が良ければね~、もう少し自由があるんですけどね~。

 

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