皆さんは代数・幾何で習った「ベクトル」って覚えていらっしゃいますか?
ベクトルとは・・・・幾何学的空間における、大きさと向きを持った量
なんだそうですが、数学が「のび太」状態であった私は右や左を向いた「→」だけは、はっきりと覚えています。
社会人になる前は、現在のように、インターネットが普及しておらず、いわゆる世間の情報を知りうる、
もしくは入手する主な手段は、「テレビ」、「新聞」、「書籍」で、また、基本的な知識というものは、学校教育で習得したものが中心で、
当時、純粋?単純?だった私は「テレビ」、「新聞」、「書籍」から流される情報はすべて真実だと全く疑っていませんでした。
しかしながら、社会人となり、インターネットが普及し、社会経験を積むことにつれて、いかに世間に流通する情報が玉石混合であるかということを様々な場面で知ることとなります。
昔読んだ小説に以下のくだりがあります。
「世の中の情報には、残念ながら人間の意思・欲望等による様々なベクトルがかかった状態であることが多く、なかなか真実の情報は見えてこない。
そういった様々なベクトルを排除することにより、初めて真実の情報を得ることが出来る。情報はまず疑い、その情報が流れることにより誰が得をするのか、どういった意図が隠されているのか本質を見抜く洞察力が必要だ」
世の中には、大手新聞社の記事でも、いわゆるゴシップ記事を中心に掲載する週刊誌でも、きちんとした取材に基づかない憶測記事や取材をしたとしても、記者の悪意をもったいわゆるあおり記事や、記者の勉強不足等により誤った情報が流れています。
また、広告収入でなりたっているマスコミは、広告主に配慮し、悪い意味での情報の取捨選択を行い、不都合な情報は全く報道しなかったり、逆に全く反対の情報を流すこともあります。
私たち公務員に対するバッシング報道についても、残念ながらそういった状況が見受けられます。
批判を受けるべき不祥事等については、当然真摯に受け止めるべきだと考えますが、いわれのない、単なる感情論での批判、公務員バッシングを助長する意図で針小棒大な記事を掲載するマスコミに対しては、我々は毅然とした態度をとりつつ、国民に対して積極的に真実を伝えるべきだと考えます。
最近、どうせ何をやっても批判ばかりされてしまうと、公務に対する誇りやモチベーションを失っている組合員の声も多く聞きます。
私としては、国民の信頼が得られるように、全体の奉仕者として公正・公平な公務を行い、公務員に対する良い意味でのベクトルがかかるような状況になれるよう、努力していきたいと考えています。
組合員の皆様におかれましても、公務に志と誇りをもって、共に頑張りましょう。
ミク@♂
ベクトルとは・・・・幾何学的空間における、大きさと向きを持った量
なんだそうですが、数学が「のび太」状態であった私は右や左を向いた「→」だけは、はっきりと覚えています。
社会人になる前は、現在のように、インターネットが普及しておらず、いわゆる世間の情報を知りうる、
もしくは入手する主な手段は、「テレビ」、「新聞」、「書籍」で、また、基本的な知識というものは、学校教育で習得したものが中心で、
当時、純粋?単純?だった私は「テレビ」、「新聞」、「書籍」から流される情報はすべて真実だと全く疑っていませんでした。
しかしながら、社会人となり、インターネットが普及し、社会経験を積むことにつれて、いかに世間に流通する情報が玉石混合であるかということを様々な場面で知ることとなります。
昔読んだ小説に以下のくだりがあります。
「世の中の情報には、残念ながら人間の意思・欲望等による様々なベクトルがかかった状態であることが多く、なかなか真実の情報は見えてこない。
そういった様々なベクトルを排除することにより、初めて真実の情報を得ることが出来る。情報はまず疑い、その情報が流れることにより誰が得をするのか、どういった意図が隠されているのか本質を見抜く洞察力が必要だ」
世の中には、大手新聞社の記事でも、いわゆるゴシップ記事を中心に掲載する週刊誌でも、きちんとした取材に基づかない憶測記事や取材をしたとしても、記者の悪意をもったいわゆるあおり記事や、記者の勉強不足等により誤った情報が流れています。
また、広告収入でなりたっているマスコミは、広告主に配慮し、悪い意味での情報の取捨選択を行い、不都合な情報は全く報道しなかったり、逆に全く反対の情報を流すこともあります。
私たち公務員に対するバッシング報道についても、残念ながらそういった状況が見受けられます。
批判を受けるべき不祥事等については、当然真摯に受け止めるべきだと考えますが、いわれのない、単なる感情論での批判、公務員バッシングを助長する意図で針小棒大な記事を掲載するマスコミに対しては、我々は毅然とした態度をとりつつ、国民に対して積極的に真実を伝えるべきだと考えます。
最近、どうせ何をやっても批判ばかりされてしまうと、公務に対する誇りやモチベーションを失っている組合員の声も多く聞きます。
私としては、国民の信頼が得られるように、全体の奉仕者として公正・公平な公務を行い、公務員に対する良い意味でのベクトルがかかるような状況になれるよう、努力していきたいと考えています。
組合員の皆様におかれましても、公務に志と誇りをもって、共に頑張りましょう。
ミク@♂