6月9日、10日に開催された第65回定期大会に代議員として出席した。
定期大会の初めのほうに、「人生に効く脳科学」という題で記念講演があった。
とても面白くためになった。男性と女性では、脳の構造や思考回路は大きく異なるとのことだ。
男性の立場から話すと、女性は話をしながら考えを整理し、結論に到達するそうである。このため、男性からみれば結論がなかなか見えず話が長いように感じてしまうそうだ。ただ、この長い話を決して遮ってはいけないとのこと。話を中断させられると女性の思考は整理されず、強い不快感が残るそうである。また、女性は共感されることで安心感を得るため、違う考えをもっていてもまず「そうだね。」と共感することが必要らしい。
この話を聞いて、妻と母(嫁と姑)と同居している私は「ナルホド!」と思った。
これまで何度も先が見えない話を遮り、また、「ぼくはそうは思わない。」と共感することなく自分の意見を主張し、妻と母をプンプンさせてしまった経験があるからだ。
これからは妻と母の愚痴を聞こう、いや、思考の整理のための行動を手伝おうと思った。家庭円満の秘訣がここにありそうだから。
また、脳が最高の機能を発揮するのは50代半ば以降とのことであった。最近夜にめっきり弱くなり、無理がきかず、体力の衰えを感じていた私は、脳はこれからも成長するとの話を聞いて未来に希望が持てた。物忘れをするのも40代では当たり前みたいで、科学的に見てそうなっているのだから仕方がない。人に会って顔は覚えているが名前が出てこないのは仕方ないのだ。
この記念講演を聞いて元気になれた。素晴らしい講演を聞く機会を提供していただいた中央本部の皆様に感謝。
そして、旧役員のみなさま大変お世話になりました。ありがとうございました。(四国地区本部 S.T)