先週末に北海道、東北、四国、南九州の各地区本部で、地区委員会や代表者会議が開催され、春闘期に向けての意思統一が図られました。
私は、東北地本の拡大支部代表者会議にお邪魔させていただくとともに、木曜日から盛岡、秋田、青森、仙台の各支部でのオルグも実施をさせていただきました。
公務を巡る今春闘期の課題は、民間春闘相場引上げ支援に呼応した私たちの賃金・労働条件の維持改善は勿論ですが、とりわけ、労働基本権回復と人件費削減を巡る問題が大きな課題になっています。
そうした情勢を踏まえ、現状の基本権を巡る整理すべき課題を民間労働法制と比較しながら説明させていただき、また、人件費削減についても、その背景や今後の組合の運動の方向性についても提起させていただいたところです。
また、組合員のみなさんから意見をいただいている、組合加入のメリットや労働組合と政治とのかかわりについても、できるだけ平易にお話させていただいたところです。
東北各支部は組織率100%を誇る支部が大半で、オルグにも在席者のほとんどの組合員の皆さんがご参加いただき、拙い話にみなさん真剣に耳を傾けていただいたことに感謝申しあげるとともに、各支部の支部長、書記長のみなさんの活動に敬意を表します。
特にお世話になりました盛岡のS支部長、秋田のW支部長、青森のT支部長のみなさん、お忙しい中、昼食や夜の懇談にご同席いただき大変お世話になりました。この場をお借りして改めて御礼もうし上げます。
いずれにしても、この春闘期以降が私たちの働き方に大きな影響を及ぼしかねない課題が情勢変化とともに目前に迫ってきます。
本部としても中央の情勢を迅速に各地区にお伝えしたいと思いますので、各級機関おかれては、組合員のみなさんにしっかりとご説明等を行っていただき、情勢認識の共有と意思統一を図り、課題解決に向けて、一致団結して運動を進めていくことが重要となりますので、引き続きよろしくお願いします。【谷】