平成29年10月17日(火)
安倍総理は、
九月二十五日夕刻、記者会見して次の通り言った。
北朝鮮の脅威に対し、
国民の命と平和な暮らしを守り抜く。
この国難とも呼ぶべき問題を
私は全身全霊を傾けて突破してゆく。
これが、この度の総選挙の起点である。
では、この「北朝鮮の脅威」即ち「国難とも呼ぶべき問題」とは具体的に何か、
そして、これを「突破する」とはどうすることか、
このことを点検する。
(1)北朝鮮の脅威とは何か。
言わずと知れたこと。
見て見ぬふりをしてはならない。
それは、
北朝鮮の独裁者が、その判断一つで、
日本の例えば、東京、大阪、名古屋、福岡、仙台に
核弾頭ミサイルをぶち込むことができるということである。
アメリカにスティーブン・パドックという男がいた。
彼の親族、友人、知人そして恋人は、口をそろえて
「彼はそんなことをする人物とは思えない」、
「予兆はなかった」
と言っている。
しかし、その彼が、
十月一日、ラスベガスのホテルの三十二階から、
野外ミュージックフェスティバルを楽しんでいる約二万人の無辜の市民に対して、
機関銃弾数千発を打ち込んで五十八人を殺害し四百八十九人を傷つけた。
北朝鮮の三代目の独裁者が、どういう人物であるかは知らない。
しかし、彼は、アメリカのスティーブン・パドックと同じように、
予兆もなく、
日本に核弾頭ミサイルを撃ち込むことができる。
つまり、日本国と日本人は、
この十月一日に、ラスベガスでパドックに狙われていた
野外ミュージックフェスティバルに集まった人々と同じ状況におかれている。
事実、北朝鮮は、我が国に対して、
核攻撃を行って日本列島を海に沈めると恫喝しているではないか。
昭和天皇は、
昭和二十年八月十四日の「大東亜戦争終結の詔書」(玉音放送)において、
広島と長崎に落とされた原子爆弾の惨害をみられ、
さらに核攻撃が継続されるならば、
終に我が民族の滅亡を招来するのみならず
ひいて人類の文明をも破却すべし
と洞察された。
「北朝鮮の脅威」即ち「国難」とは、まさにこのことである。
そして、
総選挙に臨んで、
このことを指摘したのは、安倍総理だけで、
野党は見て見ぬふりをして、
老嬢が、国民ファースト、と言ったり、三都物語、と言ったり、
左翼・共産が、安保法制廃止、と言ったりしている。
つまり彼らは、彼らを報道するマスコミも含めて、
日本国民を
危機が襲うラスベガスの野外ミュージックフェスティバル会場に足止めしているのだ。
この罪深さ!、
これ民族に対する裏切りではないか。
これが内なる国難の正体である。
(2)この「国難」を突破するとはどういうことか。
結論から言う。
我が国が
核ミサイルを保有して、
北朝鮮の核を抑止するのだ。
つまり、我が国は、
「北朝鮮の独裁者が核を撃てば、彼は確実に死ぬ」
という体制を構築すること。
これによって彼の核を断固抑止する。
これが国難突破だ。
かつて、一九七七年、
西ドイツのヘルムート・シュミット首相は、
ソビエトがNATO(主に西ドイツ)向けて実戦配備した
中距離核弾頭ミサイルSS20に対して、
アメリカから中距離核弾頭ミサイルパーシングⅡを導入して
ソビエトに対して実戦配備し、
ソビエトがSS20を撃てばパーシングⅡを打ち返して
確実にソビエト首脳を殺す体制を構築した。
その上で、強烈な軍縮圧力をソビエトにかけて、
ソビエトにSS20を撤去させた。
このNATOと西ドイツのシュミット首相の成功例を、
今度は極東の我が国が実践するということだ。
この当時の我が国は、福田赳夫内閣で、
この壮烈なシュミット首相の闘いから何も学ばなかった。
その付けを、四十年後に北朝鮮の核に直面して
いま払わねばならないと言うわけだ。
さて、
このNATOの事例に関するもう一つの教訓を言っておく。
シュミット首相が、
SS20に対抗してパーシングⅡを導入しようとした際、
ヨーロッパのNATO諸国に大規模な反核市民運動が巻き起こって
シュミットの決断を挫折させようとした。
しかし、後にソビエトが崩壊した後、
金を払えばクレムリンの文書が閲覧できるようになってから
クレムリン文書によって明らかになったことは、
あのパーシングⅡ導入前のNATO諸国内の反核運動は、
実はクレムリンの仕組んだ謀略運動だったということである。
従って、これと同様に、
現在の我が国の立憲民主や共産党
そして希望の党になだれ込んで選挙が終わるまで身を潜めている旧民進党の輩の
反原発と安保法制廃止の動きは、
確実に、我が国内の中国共産党や北朝鮮の工作活動と繋がっている。
これも内なる国難である。
断じて、この我が国内の巧妙な工作に騙されてはならない。
西村眞悟の時事通信より。
安倍総理は、
九月二十五日夕刻、記者会見して次の通り言った。
北朝鮮の脅威に対し、
国民の命と平和な暮らしを守り抜く。
この国難とも呼ぶべき問題を
私は全身全霊を傾けて突破してゆく。
これが、この度の総選挙の起点である。
では、この「北朝鮮の脅威」即ち「国難とも呼ぶべき問題」とは具体的に何か、
そして、これを「突破する」とはどうすることか、
このことを点検する。
(1)北朝鮮の脅威とは何か。
言わずと知れたこと。
見て見ぬふりをしてはならない。
それは、
北朝鮮の独裁者が、その判断一つで、
日本の例えば、東京、大阪、名古屋、福岡、仙台に
核弾頭ミサイルをぶち込むことができるということである。
アメリカにスティーブン・パドックという男がいた。
彼の親族、友人、知人そして恋人は、口をそろえて
「彼はそんなことをする人物とは思えない」、
「予兆はなかった」
と言っている。
しかし、その彼が、
十月一日、ラスベガスのホテルの三十二階から、
野外ミュージックフェスティバルを楽しんでいる約二万人の無辜の市民に対して、
機関銃弾数千発を打ち込んで五十八人を殺害し四百八十九人を傷つけた。
北朝鮮の三代目の独裁者が、どういう人物であるかは知らない。
しかし、彼は、アメリカのスティーブン・パドックと同じように、
予兆もなく、
日本に核弾頭ミサイルを撃ち込むことができる。
つまり、日本国と日本人は、
この十月一日に、ラスベガスでパドックに狙われていた
野外ミュージックフェスティバルに集まった人々と同じ状況におかれている。
事実、北朝鮮は、我が国に対して、
核攻撃を行って日本列島を海に沈めると恫喝しているではないか。
昭和天皇は、
昭和二十年八月十四日の「大東亜戦争終結の詔書」(玉音放送)において、
広島と長崎に落とされた原子爆弾の惨害をみられ、
さらに核攻撃が継続されるならば、
終に我が民族の滅亡を招来するのみならず
ひいて人類の文明をも破却すべし
と洞察された。
「北朝鮮の脅威」即ち「国難」とは、まさにこのことである。
そして、
総選挙に臨んで、
このことを指摘したのは、安倍総理だけで、
野党は見て見ぬふりをして、
老嬢が、国民ファースト、と言ったり、三都物語、と言ったり、
左翼・共産が、安保法制廃止、と言ったりしている。
つまり彼らは、彼らを報道するマスコミも含めて、
日本国民を
危機が襲うラスベガスの野外ミュージックフェスティバル会場に足止めしているのだ。
この罪深さ!、
これ民族に対する裏切りではないか。
これが内なる国難の正体である。
(2)この「国難」を突破するとはどういうことか。
結論から言う。
我が国が
核ミサイルを保有して、
北朝鮮の核を抑止するのだ。
つまり、我が国は、
「北朝鮮の独裁者が核を撃てば、彼は確実に死ぬ」
という体制を構築すること。
これによって彼の核を断固抑止する。
これが国難突破だ。
かつて、一九七七年、
西ドイツのヘルムート・シュミット首相は、
ソビエトがNATO(主に西ドイツ)向けて実戦配備した
中距離核弾頭ミサイルSS20に対して、
アメリカから中距離核弾頭ミサイルパーシングⅡを導入して
ソビエトに対して実戦配備し、
ソビエトがSS20を撃てばパーシングⅡを打ち返して
確実にソビエト首脳を殺す体制を構築した。
その上で、強烈な軍縮圧力をソビエトにかけて、
ソビエトにSS20を撤去させた。
このNATOと西ドイツのシュミット首相の成功例を、
今度は極東の我が国が実践するということだ。
この当時の我が国は、福田赳夫内閣で、
この壮烈なシュミット首相の闘いから何も学ばなかった。
その付けを、四十年後に北朝鮮の核に直面して
いま払わねばならないと言うわけだ。
さて、
このNATOの事例に関するもう一つの教訓を言っておく。
シュミット首相が、
SS20に対抗してパーシングⅡを導入しようとした際、
ヨーロッパのNATO諸国に大規模な反核市民運動が巻き起こって
シュミットの決断を挫折させようとした。
しかし、後にソビエトが崩壊した後、
金を払えばクレムリンの文書が閲覧できるようになってから
クレムリン文書によって明らかになったことは、
あのパーシングⅡ導入前のNATO諸国内の反核運動は、
実はクレムリンの仕組んだ謀略運動だったということである。
従って、これと同様に、
現在の我が国の立憲民主や共産党
そして希望の党になだれ込んで選挙が終わるまで身を潜めている旧民進党の輩の
反原発と安保法制廃止の動きは、
確実に、我が国内の中国共産党や北朝鮮の工作活動と繋がっている。
これも内なる国難である。
断じて、この我が国内の巧妙な工作に騙されてはならない。
西村眞悟の時事通信より。