2011年秋冬マヌカン（モデル）事情は如何に

2011/12秋冬コレクション前に
今年は 「服」 のみでなく、モデルさんの 「体型」 にも注視とお話ししておきました。
キャロル・ホワイト（Carole White）さんが「これからのスーパーモデルは
米語・仏語・中国語を使いこなせ、
体脂肪率を極限まで減らし、
尚かつ、『高い身長・高い胸・健康美』 が最低必須条件に。」 と
語っておられたからです。
身長が高い事は 「服」 を美しく見せる為の必須条件ですから
こちらは言わずもがな。
注目は、「高い胸・健康美」 の条件に。
彼女がおっしゃる高い胸はＤカップ。
日本ですとアンダーとトップバスト差は１７．５㎝ですが
欧米ですと日本サイズよりも差が大きく１９～２２㎝（約）に。
服のシルエットのみでなく、胸にも目をこらしてチェックしてみると、
基本的にはニューヨーク～パリコレクションに至るまで
Ｄカップと思（おぼ）しきマヌカン（モデル）さんは見あたりませんでした。
強いて上げれば
ヴェルサーチ（VERSACE）
A.F.ヴァンデヴォースト（A.F.VANDEVORST）
ミュグレー（Mugler）
のコレクションでお一人づつ位な感じに。
クチュールではなく、あくまでプレタですから
ウエストがくびれ、バストが高いマヌカン（モデル）さん用
タイトシルエットの服を構築する事は中々技術的には難しいと思われます