馬子にも衣装はおしゃれへの一歩

カジュアルファッション全盛の世、ミセスの洋服はおざなりにしていた処、
今週号のWWDでおもしろき記事を発見。
なな、何と旧「婦人画報社」の2012年6月創刊の 「リシェス Richesse」 が
読者ターゲットとして 「馬主、及びその配偶者」 としていた事。
これって素晴らしい企画。
女性馬主、及びその配偶者の方々にはクチュール・プレタのお洋服をお買い上げ頂き、
最初はどうしても 「馬子にも衣装」 感は否めないものの、
お召し頂くことが取り急ぎは 「おしゃれの一歩」。
やがて、数をこなして頂く間に確実におしゃれ度がアップ致します？
詳しくは、「ハースト婦人画報社」
「日本最大の競走馬オークション会場で、来場客をもてなす空間をプロデュース」
でご確認を。
「リシェス Richesse」 の読者層は
平均年齢　42.2才
世帯平均年収　2917万円 金融資産平均　5.2億円　資産総額平均　11.1億円
百貨店外商利用率　51.1％
一ヶ月に自由に使える金額平均　34万円
馬主会員資格保有者
高級外車オーナズクラブメンバー
女性86.9％　男性13.1％　既婚59.8％　未婚40.2％
配偶者の職業
医師・弁護士　27.4％　会社員（管理職）　15.8％　会社役員　15.4％
FASHION
100万円以上の服を所有　18.3％
300万円以上のバッグを所有　9.9％
30万円以上の靴を所有　8.1％
BEAUTY
とても気に入った基礎化粧品は10万円以上でも購入　13.7％
JEWELRY & WATCHES
1,000万円以上のジュエリーを所有　9.5％
300万円以上の時計を所有　16.0％
とても気に入った時計は1,000万円以上でも購入　9.8％　とか。
因みに 「ＪＲＡ馬主要件」 では、
個人馬主　所得　過去２カ年1,700万円以上　資産　7,500万円以上（預貯金・不動産等）
組合馬主　所得　過去２カ年 900万円以上　資産　1,000万円以上（組合財産）
と記載されていた。
確かに、巷のＯＬではこの所得をゲットしておられる方はごく僅か。
（親御さんのスネかじりの方々は除外。）
安倍首相の政策で女性管理職を増加させようとはしてはいるもののまだまだ。
女性代議士・女性参院議員からこの９月の内閣改造で６名程の閣僚を生み出すとか。
国会議員の歳費で、上記馬主要件は当然満たしておられると思われますが
如何せん、好んで 「馬主」 になりたい方々はおられないのでは・・・・・？
婦人画報社が
ハイエンド（high end＝最高級）なホスピタリティ（hospitality＝もてなし）で
彼女らにプレゼン（presentation）をなさらないのは絶対数が少なめ？
アベノミクスでこの空間にも女性進出を果たさねば？？？

9/6～ イヴ・サンローラン日本上映

残暑お見舞いの申しあげます。
「平成26年8月豪雨」で災害に見舞われた皆様には心よりお悔やみ申し上げます。

今年の８月も残すところ一週間ほど、そろそろ季節も秋めく？今日この頃、
店頭に並ぶ、秋冬商品の動向が気になる時節に。
わたくしども ＺＩＰＡＮＧＵ も本日より復帰。
ところで話は変わりますが20～30代の女性に是非ともご覧頂きたい映画が。
「イヴ・サンローラン Yves Saint Laurent」
来月、９月６日（土）～ 上映開始。
イヴ・サンローラン（1936～2008）、パリモード界の帝王と称された方。
「マリンルック」
「モンドリアンルック」
「ポップアートルック」
「サファリールック」
「スモーキングルック」等々
数々のモードを世界に発信、この時代に生きた女性を魅了しました。
パンツルックで女性の社会進出を促したのも彼の功績。
「雪・アナ」 程、興業上映館はありませんが
「百聞は一見にしかず」
ファッションに興味をお持ち・おしゃれ好きの方々は必見。
レコメンド。

NY五番街のブランド店で買い物する日本女性

先週紹介したアメリカ在住の日本人の女性ジャーナリスト（記者）＝長野美穂さんの
投稿記事の中で、彼女が10年程前、「日本女性のイメージ」 について伺った
「Sex and the City」原作者、
キャンディス・ブシュネルさん（1959～）の瞬時のお答えは下記二つ。

「NYの五番街のブランド店でブランド物を買う消費者。」
「男性にsubservient。」
（subservientは「従順な」とか「受け身的で、相手に従う」という意味。by長野さん）

古い町で長い髪のマリーが住んでいた五番街ではなく
昨今のニューヨーク五番街は 「Ｈ＆Ｍ」 の世界一の売り場面積を持つショップが。
（2014/7/17 open） 米国での初「Ｈ＆Ｍ」フルライン店舗。（アバウト1600坪）
この界隈には旧「Ｈ＆Ｍ」・「ＺＡＲＡ」・「ＧＡＰ」・「ＮＩＱＬＯ」等、
否、CHANEL・HERMES ・Vuitton・PRADA・Gucci・Ferragamo・BURBERRY ・
Tiffany ・COACH ・abercrombie等々
功（狡）成り名を遂げたＣＷ・湯水の如く散財可能金主をゲットしたラッキー女性・
高額所得者の我が儘お嬢さん等々、
アメリカ文化幻想にどっぷり洗脳された女性にとってお買い物天国なニューヨーク五番街。
但し、日本伝統文化をこよなく愛する女性にとって 「NY五番街は近くてとっても遠いところ。」
因みにわたくしども ＺＩＰＡＮＧＵ スタッフの一人の五番街は寒い北国、小樽花園町とか。

キャンディス・ブシュネル様へ
貴女のイメージされる日本女性は、ほんの一握り。
真の日本女性は「凛」「艶」「粋」を兼ね備えたそれはそれは素敵な大和撫子。
お仕事でお忙しい毎日だと思われますが
どうかここは一つお時間をたっぷりお取り頂き日本にお越し下さい。
きっと以て、貴女のお持ちのイメージはいとも簡単に瓦解すること請け合いです。
悠久の歴史に根ざし、進化し続ける日本伝統文化を是非ともお味わい下さいませ。

＊　ＣＷ＝career woman

炎暑、酣（たけなわ）の今日この頃、ＺＩＰＡＮＧＵ はちょいと夏休みを頂きます。
東京近郊にいらっしゃればお散歩かたがた、ぜひ日本橋へ。
「ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム2014 ～江戸・金魚の涼～」 開催中。
特にこちら側から見る 「VENINIと木村英智コラボ金魚鉢」 は絶品。