当世・服飾ファッション・よもやま話  UP TO DATE FASHION NEWS

目に映る当世ファッション状況を感じたままお知らせします。このサイトのファッションは服飾に限ります。インフレファッションへ

子供は消費性向が100%

2010-01-31 | Weblog
子供はお小遣いを貰えばやったー感じで「欲しいもの」を当然購入します。
貯金するのは欲しいものに足りていない場合だけ。
消費性向は可処分所得(給与から税金・社会保険料等を除いた収入)を
どれだけ消費に回したかを計る目安。
無機的には 消費÷可処分所得。
上の子供場合の消費性向は、100%(購入)、或いは、0%(貯金)。
資本主義の世であれ、たまさか社会主義の国家であれ、
「もの」を費消する「楽しさ」に勝る事はありません?
特に「花の存在」であり続けたいお嬢さん方は
自分で所得を得られるポジションになろうものなら
ウザイ母親の押しつけ「服」からやっと開放され
「私の意思?」でお洋服を購入できる存在になってしまうのです。
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「乗数効果」と「消費性向」って

2010-01-30 | Weblog
時の財務大臣が「乗数効果」と「消費性向」の説明に窮した事が
今週、話題になりました。
確か現在の財務大臣は東工大理学部卒の理系の方ですから
畑違いのマクロ経済学用語を明確に答える事は無理。
質問者は東大法学部卒の文系ですから当然?お解りかとは思いますが・・・。
宇宙人と称される総理が各大臣に「ご自分の言葉で語りなさい。」と
あんちょこを提示してくれていたにも関わらず・・・・・。
それはさておき、
戦前迄、日本の最小母集団は「家」でした。
その家を構成する方々は現在の個々人に分断された「核家族」でなく
基本的には「三世代同居家族」。
子供から見れば、
祖父・祖母 ⇒ 父・母 ⇒ 兄弟姉妹、一つ屋根の下構成家族。
子供は二世代核家族ですとお盆と正月しか祖父・祖母より小遣いをゲットできませんが
三世代同居家族の場合は常時、父・母からはもちろん祖父・祖母からもインカム可能。
子供にとってダブルで収入を得られます。
但し、この現象は足し算の世界ですので乗数効果が働きません。
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個々人の多趣味性向とは一体なーに。

2010-01-29 | Weblog
マスメディアでは現在の消費性向分析?の結果
日本の個々人の方々、
特に若年層は趣味趣向が多岐に渡っていると喧伝しています。
本当にそれは事実なのでしょうか?
日本が大東亜戦争で完膚無きまで叩きのめされ
米政府、及び、恫喝された日本政府は
今やグローバルスタンダードと言われる「アメリカ文化」を
私たち日本人に植え付けた事は否めない事実です。
その結果が今現在の現状。
「家」「家族」単位が「パーソナル(個人)」単位に変容。
これは嫌でも何人たりとも認めざるを得ません。
否、1960年以降生まれの親からこの世に生を受けた先程の若年層の方々は
生まれた時空が既に日本風アメリカ文化社会であったのですから
この限りではありません。
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顧客の多元的趣味趣向性という逃げ口上

2010-01-28 | Weblog
これもデパート(百貨店)売上高減少によく使われるフレーズ。
顧客の「多元的趣味趣向性」。
市場調査・マーケティングにより
基本的に「木に登る。」方は概して女性が多いと言う認識。
故に婦人服・婦人用品を供給する販売エリアを多く割いて売上増を狙う事必定。
又、女性の中でも「圧倒的に踊りやすい。」と思われている
ティーンエイジャー ~ ヴァンサンカン(25歳)に阿ねます。
デパート仕入担当、M.D.(マーチャンダイザー)?担当者は
彼女らより当然、年齢が上ですので(男性・女性共に)
彼女らの「発想・感覚・感性」を感じ、理解する事が不能。
この構造は敗戦後、高度成長期、70年代ファッション・・・・・
とずーっと続いているセオリー中のセオリー。
「若い彼女らは一体何を考えているのは分からない。」
これを漢文字で表現すると多元的趣味趣向性。
これは全くナンセンス。
ウブで幼気な彼女ら程、「右向け右。」をして下さるのでは・・・。
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有楽町西武・浅草松屋等の相次ぐ閉鎖

2010-01-27 | Weblog
西武有楽町店が今年の12月を以てして店舗閉鎖のニュース。
昨日話した感じで経済的用語である「不採算」
故の販売エリアの開放を余儀なくされています。
「日劇」⇒ 「有楽町マリオン(西武・阪急)」 ⇒ ???
???は「有楽町ユニクロ店」或いは「海外ファストファッション店」?
又、長年、下駄っぱきでも気軽に行けた?「松屋浅草店」。
こちらは3月で地下食料品売り場を残し撤退との事。
大家さん「東武」が浅草・業平・押上エリアの再開発狙い。
目玉ランドマーク、「東京スカイツリー」で一儲けしようとする企画。
何せ、む・さ・し(武蔵)634メートルの超ー高いタワー。
「○○もおだてりゃータワーに上るって」か。
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カジュアルファッション台頭の逃げ口上は更逃げ

2010-01-26 | Weblog
これはファッショントレンド(傾向)の問題。
カジュアル(普段着)ファッションは造り手が
どんなにファッショナブルに創作しても所詮は普段着ですので
コピー(模倣)上手な通称、服飾デザイナーと称される方は
いとも簡単に廉価で供給できる方法論を探し出せます。
この作業を「川上」「川中」「川下」全て合理化?しようとした
ビジネスモデルが現在カジュアルファッション界で
一人勝ちをしている「ユニクロ(UNIQLO)」なのです。
「川上」・・・素材等
「川中」・・・服メイキングタスク
「川下」・・・物流を含む消費者の手元に渡る迄のタスク
最初から最後までトータルで物作りから販売作業をするユニクロ、
それに対して大手アパレルに場所(販売エリア)貸しをして
その上がりで何とかしようでは・・・・・。
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販売チャネル(channel)多様化の逃げ口上

2010-01-25 | Weblog
婦人服・婦人用品衣料の小売供給先は
大昔の百貨店と各都市の婦人服専門店・町の用品店からスタートし
⇒ターミナルデパートを持たない駅のファッションビルテナント店
⇒地下鉄整備による地下テナント店
⇒青山の「骨董通り」・「キラー通り」地区等のデザイナー・キャラクターブランド店
⇒おしゃれと言われている?「原宿」・「渋谷」地区等でのファッションビルテナント店
⇒低価格を指向したロードサイト店
⇒ネット出現によりWEB店 等々
に至るまで多岐にわたっているのが現状です。
しかしながら販売店舗の増加から
デパートの売上高前年対比2桁減になってしまっている訳では・・・・・。
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デフレだからの「逃げ口上」」。

2010-01-24 | Weblog
デパート(百貨店)売上高の内、衣料品売上高が前年比13.2%減。
衣料品ですから、紳士・婦人服、紳士・婦人用品衣料。
これらの販売が芳しくないと言う事。
デパートの衣料品販売の内、婦人服・婦人用品衣料が70%程を占めてますので
女性の服・衣料用品が単純に購入されていない事実。
但し、デパート(百貨店)売上高に貢献していたのが婦人服・婦人用品衣料
ですのでそれらが前年よりもお客様の「購買意欲」を揺れ動かさなかっただけ。
1 販売チャネル(channel)の多様化
2 カジュアルファッションの社会的容認?
3 顧客の多元的趣味趣向性への変容?
4 少子高齢化
5 グローバル規模のデフレーション?
                     等々に理由を押しつけるのは「逃げ口上」。
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日本百貨店協会が昨年の全国百貨店売上高を発表

2010-01-23 | Weblog
全国百貨店売上高(2009年度) \6.584.200.000.000 6兆5842億円
2009年度新規オープン店舗売上高を除いた既存店売上高は2008年度に対して-10.1%
前年対比一割程のダウン。
やはり足を引っ張ったアイテムは衣料品で前年比-13.2%。
凄い貢献度です???
これで13年連続前年割れ。
一方、スーパーマーケット等の経営者団体である日本チェーンストア協会も同じく発表
スーパーマーケット売上高(2009年度) \12.834.900.000.000 12兆8349億円
既存店売上高は2008年度に対して-4.3%
衣料品の 前年比は-10.8%。
こちらも2桁の数字で前年を下回っているのです。
分析は追々。
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大手アパレル業者とは

2010-01-22 | Weblog
大手アパレルがデパートで販売商品をコントロールし
「生のお客様の情報」をアパレル側提供の販売スタッフが
集められる訳ですからアパレルにとって
こんなに美味しいシステムはありません。
多大な恩恵をゲットできたアパレルは
1「オンワード樫山」
2「ワールド」
3「三陽商会」
4「イトキン」
の上位4社アパレル。
これらのアパレルは年間売上高を1.000億円以上をたたき出しています。
これが大手アパレル業者と言われる由縁。
各社はそれぞれ「ハウスブランド」をデパートインショップで販売する事により
各デパートの売上高向上に寄与したのです。
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