挫折しても前進し続ける、美しきContrail（飛行機雲）

先週、有川浩氏の小説のドラマ化、「空飛ぶ広報室」が最終回。
ビデオリサーチ社発表の視聴率では15.3％の高視聴率。
「イナピョン」こと、稲葉リカ（新垣結衣）の衣装は至ってシンプル。
「ＳＫＹ」こと、空井大祐（綾野剛）は凛々しい制服姿。
ファッション的には今時ギャル系の「ジュエリー」こと佐藤珠輝（大川藍）がフォロー？
それはさておき、この日の某局の大河を上回る視聴率。
会津藩主、松平容保（綾野剛）擁する会津城を守る山本八重（綾瀬はるか）よりも
挫折を乗り越え前に進み続ける二人の未来展開に皆さん興味があったのでは？
過去は変えられなくても未来は 「粋な心意気」 で創り出せるのやも・・・・・。
ところで、ラス前の10話では今年松島基地に帰還したブルーインパルスの航空ショー。
荒井由美さんの 「HIKO-KI GUMO（ひこうき雲）」 ではなく
安室奈美恵さんの 「Contrail（飛行機雲）」 が描く白い軌跡と青い空。
ドラマの台詞での
稲葉リカ 「キレイ。」
空井大祐 「美しいから飛べるんです。飛行機は」。
綺麗（濁りない清純）な心からキレイな表層、
その美しさを持ち得た者のみ明日へ跳び立てる　ってか

宝飾品・時計・貴金属の売上絶好調

「５月の全国百貨店売上高、２カ月ぶり増」 との報道。
マスメディアは専ら 「資産効果」 による消費マインド上昇とアナウンスメント。
しかし実態はさにあらず。
日経Ｗｅｂ刊の6/19
「５月の全国百貨店売上高、２カ月ぶり増　気温上昇で夏物衣料好」 で
真実が垣間見られます。
株価アップは衆院解散決定の2012年11月から。
確かに先週の終値、日経平均13,230円の値はその時点から60％以上のアップ率。
しかしながら、その時点で株を購入された方はどれだけ・・・・・。
それこそマスコミ報道では株価アップは海外投資家の日本株購入した結果と。
「５月の全国百貨店売上高、２カ月ぶり増」 だから
2013年3月度は前年を残念ながらクリアーしていない事実。
資産効果は一体何処にって感じ。
而して実態は
「美術・宝飾・貴金属は23.3％増と９カ月連続でプラス」 の内容。
９カ月の連チャンと云う事は2012年9月～。
消費税増税法案等が衆議院で可決されたのは2012年6月26日。
賢い高額所得者は 「2014年4月～消費税8％」 に対処する為
レディースは 「ハイジュエリー」、メンズは 「高額時計」 の購入行動へ。
このファションが現在の百貨店での現象では・・・・・。

ドルチェ＆ガッバーナの脱税疑惑

ミラノコレクションの雄、Dolce & Gabbana の脱税容疑裁判の判決は？
税金を納めるのは基本的に辛いけれども？日本国憲法では義務と明記されている。
何やら、ドルチェ＆ガッバーナは自国イタリアで納税せず、ルクセンブルクで納税をした
かどで訴追されたとの事。（当然ルクセンブルクの方が税率は低い）
とは云うものの、最近話題になった囓った林檎ブランドのアップル、
このAppleは
タックスヘイブン国、及び、経営中枢がある米国に納税していなかった事実が公に。
これってグローバル企業では基本的な経営手法の筈？
Amazon・Google・Yahooらもこの手で高収益をゲットしている事は周知の事実。

新宿伊勢丹の快進撃は・・・

３月６日、リモデルオープンした 「新宿伊勢丹」。
５月の売上高は前年対比10.7％増を記録したとの事。
その内、宝飾品・時計の売上は24.0％増とか。
高額品の販売増は 「アベノミクス資産アップ効果」 によるとのマスコミ読み。
もしこの読みが正しいとすると６月度の販売実績が心配に。
この資産効果は不動産価格の上昇は未だ顕著な数字が発表されていないので不明として
専ら株価高騰効果が寄与したと思われる。
但し、この株価上昇は5/23を以てして急降下。
6/7（金曜日）時点で4/4黒田日銀総裁 「異次元金融緩和」 発表効果の株価上昇額が
ほぼ帳消しにされたと云うお話し。
又、6/7の日経平均株価、及び、ＴＯＰＩＸの値ではバブル期を含んだ平均購入コストを
クリアーしていない状況とか。（手前どもスタッフのお爺さん情報から。）
従って、マスコミの読みが正しければ６月度の 「新宿伊勢丹」 売上数字は２桁アップ
には到達しない事になる。
果たして、結果は如何に。

デフレファッションの終焉か？

デフレファッションは終焉するのか？？？
政府・日銀は２０年に及ぶデフレに終止符を打ち、
ＣＰＩ前年対比２％アップの目標を掲げて現在その政策を邁進中。
もし、デフレ経済下から脱却できれば
「デフレ状態を売り」 にしていた 「H&M」「ZARA」「FOREVER21」 等々は
日本市場に於いて 「いち早く」 経営展開方針の変更が必要に。
「ファストファッションが売り」 の方々だからスピーディにファッション変化を
捉えて迅速に対応されると思っております。
一方、ファストファッションの括りに入らない「ファーストリテイリング」、否、
「UNIQLO」「g.u.」 の方が通りが良いかも。
こちらはベーシック衣料廉価販売で世界制覇を目論む企業ですから
おいそれ 「販売単価アップ」 戦略転換は・・・・・。
今現在この企業の話題は 「香川真司選手が着るポロシャツ」 ではなく
私たちの業界では 「日経平均株価の大幅引き上げ銘柄」 の方。
何せ、去年11/16の日経平均 9,024円16銭から年初来高値5/23の 15,942円60銭と
「ファストアップ東証株価」の上昇金額、6,918円44銭の内 1,089円も寄与との事。
何と寄与度はこの一社で 15.74％ の値。
（手前どもスタッフのお爺さん情報から。）
ファーストリテイリング大株主は既にデフレ脱却インフレ懐状況では・・・・・。