諸行無常 2014 新語・流行語大賞 合掌 12/14

「現代用語の基礎知識」が選出した今年の 新語・流行語大賞。

トップテン
ダメよ～ダメダメ
集団的自衛権
ありのままで
カープ女子
壁ドン（新語）
危険ドラッグ（新語）
ごきげんよう
マタハラ
妖怪ウォッチ
レジェンド

ここにも残念ながら服飾関係の「言葉」は皆無。
一番直近にエントリーされた服飾流行・新語は「ファストファッション」（2009年度）
又、女性が関与する新語・流行語を探してみると候補語50語の中に

輝く女性・・・政府発、一体どのような女性？　もしかして「かぐや姫」・・・。
J婚・・・自衛隊員との婚活
マウンティング（女子)・・・「自分のほうが上」と会話の節々でアピールしてくる女性
こじらせ女子・・・流行のファッションや恋愛に疎く自らの女子力に満足しきれていない女子
女装子（じょそこ）・・・女装した男性

全く服飾業界にとっては見るも無惨な結末。
選考委員の方々のメンバーが

姜尚中（作家・聖学院大学学長）　64歳
俵万智（歌人）　51歳
鳥越俊太郎（ジャーナリスト）　64歳
室井滋（女優・エッセイスト）　56歳
やくみつる（漫画家）　55歳
箭内道彦（クリエイティブ・ディレクター）　50歳
清水均（『現代用語の基礎知識』編集長）

この方々なら致し仕方ないのかも？

わたくしども ZIPANGU が今年、心に残った一押しの語句は

諸行無常
「往く道は精進にして、忍びて終わり、悔いなし」
合掌
（文藝春秋 2015年1月号）

素敵なお方があちらの世界に往かれるのはとても寂しいものです。
「止めてくれるな、お母っさん。背中の銀杏が泣いている」

今年の投稿はこちらで最後。
皆様には良いお年が来ますように！
それでは。

2014 鬼籍入り 小池千枝・大内順子さん

今年も余すところ20日余り。
年末商戦もほぼ本日で終了。
早やこの一年を振り返る時節に。
ファッション業界での今年のビッグニュースは何と云っても
長年、日本のファッション界を引っ張って来られた
小池千枝さん（1916～2014）
大内順子さん（1934～2014）
お二人の鬼籍入り。
世の中デフレ・（ド）カジュアルファッション時代にも関わらず
それに果敢に抗したお二人。
次代を担うファッションニスタを天界より見守り続け下さいませ。

一方、海外では鬼才、ジョン・ガリアーノ（John Galliano）（1960～）が
今年10月に、服飾業界へ舞い戻り。
彼の打ち出す企画提案が待ち遠しい日々。
ジョン・ガリアーノの最新情報は
「ジョン・ガリアーノによる新生「メゾン マルタン マルジェラ」に期待すること」
　by WWD COM
「ジョン・ガリアーノ、アナ・ウィンターにBFC功労賞を授与か」
　by AFP BB NEWS