当世・服飾ファッション・よもやま話  UP TO DATE FASHION NEWS

目に映る当世ファッション状況を感じたままお知らせします。このサイトのファッションは服飾に限ります。インフレファッションへ

2012年春夏パリ・オートクチュールコレクション

2012-01-29 | Weblog

仏国債格下げされようが
粛々とパリ・オートクチュールコレクションがスタートして
滞りなく閉幕。
ジョン・ガリアーノ(John Galliano)を解雇後、
後任クリエイティブ・ディレクター抜きで
またもやクリスチャン ディオール(Christian Dior)メゾンは
ガリアーノの右腕だった、ビル・ゲイテン(Bill Gaytten)をリーダーとして
デザインルームスタッフが製作。

 
2012年春夏パリ・オートクチュールコレクションby AFP BB News
 
アデリーヌ・アンドレAdeline Andre
アトリエ・グスタボリンスATELIER GUSTAVOLINS
アレクサンドル・ボーティエAlexandre Vauthier
アレクシス・マビーユALEXIS MABILLE
イーキン・インYiqing Yin
イリス・ヴァン・ヘルペンIris van Herpen
エリー・サーブElie Saab
オノラトゥヴュOn Aura Tout Vu
カール・ラガーフェルドCHANEL
クリスチャン ディオールChristian Dior
クリストフ・ジョスChristophe Josse
ジャンバティスタ・ヴァリGiAMBATTiSTA VALLi
ジャンポール・ゴルチエJean Paul Gaultier
ジュリアン・フルニーJulien Fournie
ジョルジオ アルマーニGiorgio Armani Prive
ステファン・ローランStephane Rolland
ドナッテラ・ヴェルサーチAtelier Versace
ブシュラ・ジャラールBouchra Jarrar
フランク・ソルビエFranck Sorbier
マウリツィオ・ガランテMaurizio Galante
マキシム シモンMaxime Simoens
マリア・グラツィア・キウリ ピエール・パオロ・ピッチョーリVALENTINO

2012年1月23日~1月26日 in Paris

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WWD JAPAN 2012年の展望されたカテゴリーと服飾デザイナーとは

2012-01-22 | Weblog
WWD JAPAN(2011/12/26発行)で
2012年ファッション業界の展望と予測をされていました。
分類されたカテゴリーは12、そのカテゴリーは

01 ラグジュアリー市場
02 都心再開発
03 コレクション
04 素材
05 SPA
06 Eコマース
07 海外デザイナー
08 トレンド
09 メンズ
10 ラグジュアリー・ブランド
11 セレクトショップ
12 東京デザイナー

服飾制作サイドは
01 03 04 07 09 10 12
服飾供給サイドは
02 06 11
服飾制作・供給サイドは
05
服飾流行感サイドは
08

圧倒的に服飾制作(服・バッグ・アクセサリー等の作り手)側についての
展望・予測が並んでいました。
基本的に 「もの 」 があっての 「物種」 に行き着いてしまう現実かしらん。

この記事中、わたくしどもZIPANGUが注目したのは12 東京デザイナー。
デザイナーの成功条件として次の様に述べておられました。

「1 ビジネスの成功
  クリエーションやオリジナリティーを犠牲にしてビジネス的に成功するデザイナー
 2 新しい価値観を提案し世の中に新しいスタイルを作る事
   ビジネス的な成功に至らずとも記憶に残るデザイナーとして末永くそのスタイルが
   後世の影響を与えるデザイナー
 この2つを成就して巨万の富を得るデザイナー
(例えばラルフ・ローレンやジョルジォ・アルマーニ)となるとまさに何十万人に一人と
 いう奇跡の存在である。
 デザイナーたるものは、何を目指すべきなのか。
 ビジネスに徹するなら守銭奴や売れ筋のコピーだらけなどと呼ばれてもヘコたれない
 『売れる』 ことへの執念が必要。
 ゆめゆめ 『何処何処のコピーなんて言われることのない』 ような
 徹底したオリジナリティーと隔絶した美意識が必要。
 いずれにしても 『高い志』 と 『徹底』 が求められる。
 デザイナーズ・ビジネスは 『遊び』 でもなければ『ゲーム』 でもない。
 東京デザイナー達に欠けているもいるのはその 『高い志』 と 『徹底』 であろう。」

ここで言及されている
「クリエーションやオリジナリティーを犠牲にしてビジネス的に成功するデザイナー」
これは少なくてもデザイナーのお仕事ではないのでは?
『徹底』 した売れ筋似よりアイテムを廉価版で市場にクイック供給するビジネスモデルは
アパレル業界のいにしえからの教科書では。
次に、
「新しい価値観を提案し世の中に新しいスタイルを作る事」
これが出来るお方はクリエーターです。

然らば、服飾デザイナーとは
クリエータである事は大前提として
もう一つ必要とされる能力は
ベクトルが一緒の素敵なスポンサーを魅惑する力量・才能が 「在原業平」 なのです。
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COOL JAPAN 海外戦略室の胎動

2012-01-15 | Weblog
2012年1月09日 「COOL JAPAN DAILY」の立ち上げ。
2012年1月10~ 「TOKYO FASHION WEEK in ITALY」(COOL JAPAN戦略推進事業)。
2012年1月11日 「ソフト開発者と経産省 担当者が語る世界戦略」の放映。(BSフジ)
2012年1月15日 「クールジャパンに競争力あるか」日経Web刊のアンケート。

先週から今日にかけて、「COOL JAPAN 海外戦略室」 がファッションに。
この 「COOL」 は決して 「お寒い」 ではなく、「格好良い(カックイ)」 の方。
概して、お役人さん(官僚)の発想はお寒い限りですが、
時節柄、お国も何とかしたい切実感が?
COOL JAPAN 海外戦略室補佐、アラサーの高木美香さん(1980~)が
BSフジ 「プライムニュース 高木美香が語る世界戦略」 で情宣しておられました。

COOL JAPAN 海外戦略室の企画は
「食、ファッション、コンテンツ、地域産品、観光・・・・・。
 各分野においてグローバルな競争が展開されるなか、『Cool』(かっこいい)な
 日本のクリエイティビティを付加価値に、新たな海外市場の開拓に挑む。」

ファッション分野ではその経産省クリエイティブ産業課クール・ジャパン戦略推進事業
の一環としてイタリア、フィレンツェ「PITTI UOMO」に日本から20以上のブランドが
参加(1/10~1/13)。
このイベントの結果は如何に?
少なくても服飾ファッション分野は 「感性の具現化(商品化)」 の闘い。
服飾デザイナーの感性コンテンツに本質が。
只、「場」の付与は彼らに取って願ってもない空間?
COOL JAPAN 海外戦略室補佐、高木美香さんへのお願い、
「どうか、お金を出すのみで、決してお口を出さないで!」。
何故って、ロジックの積み重ねでは服飾ファッションをクリエートできないのです。
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山梨県が快挙、若手アーテシャンをミラノで育成

2012-01-08 | Weblog
遅ればせながら、謹賀新年。
今年もご愛顧を。
それでは、久方ぶりの清々しいニュースを。
宝飾品、織物・ニット産地で知られる山梨県が
地元でそれらの産業に携わる若手育成の為
彼ら・彼女らをイタリア・ミラノの専門学校で教育を実施するとの事。
その学舎(まなびや)は
インスティチュート・ヨーロッパ・デザイン(IED)モーダ校。
(ファッション、及び、アクセサリーの専門学校)
機能と美を追究するイタリアンデザインを
山梨県の若手アーテシャン(artisan)達は直に現地で学べるチャンス。
更に素敵な事はこの費用を山梨県が負担すると云う快挙。
「税金」を未来に投資するこの企画、感激一杯で拍手。
明日の日本が本当に楽しみ。
是非とも継続をお願い申し上げる次第。

尚、詳しくは「伝統産業の若手職人、ミラノでデザイン講座 山梨県が2月開催」で。
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