ホーム・ルームウェアは「自己・追幻想」世界

コロナ禍で「お家」で過ごす時間が長くなったお陰？
「ホームウェア」
「ルームウェア」
「室内着」　
が脚光を浴び、ファッション化の様相へ。

このアイテムは今まで「ビジネス」として実入りが悪く、
一時はトライするも長続きせずリタイヤーする憂き目のリフレイン。
なぜって、昔々の吉本隆明さんのお言葉を借りれば「追幻想」の世界だから。
「室内着」は世間の衆目を浴びる（「共同幻想」）事ができない家空間。
否、昨今はお一人様暮らしで「自己幻想」時空世界。

果たして、コロナ禍はこの概念を止揚し変容してしまうのか？

「『ディオール』から初のホームウエアコレクション」
「『あつ森』が『ジェラートピケ』のルームウエアに」
（WWD JAPAN）