CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-023「蜘蛛の巣を払う女」(アメリカ)

2019年01月25日 23時27分19秒 | アメリカ映画
過去に近づきすぎると、消えてしまう
 冬のストックホルム。背中に大きなドラゴン・タトゥーの天才ハッカー、リスベット・サランデルのもとに、人工知能(AI)研究の世界的権威であるフランス・バルデル博士から、ある依頼が舞い込む。それは、彼が開発した核攻撃プログラムを、アメリカのNSA(国家安全保障局)から取り戻してほしいというものだった。
 リスベットにとっては、決して難しいミッションとは思えなかった。
 ところがそんなリスベットの前に、彼女の過去が思いもよらぬ形で大きく立ちはだかってくるのだったが。(「allcinema」より)


 「ドラゴン・タトゥーの女」に続くシリーズ第2弾ということになるのだろうか。

 さすがに、1作目の後、すでに映画化されている2作目「火と戯れる女」と3作目「眠れる女と狂卓の騎士」を映画化するのは、目新しさが無いと思ったのか、原作者が変わった4作目を映画化。

 前作からキャストが一新されており、監督のデヴィッド・フィンチャーも製作総指揮に回っている。


 リスベットは、アメリカ国家安全保障局(NSA)にある核攻撃プログラムを取り戻して欲しいと開発者から依頼され、実行する。

 しかし、そんなリスベットを急襲し、プログラムを奪う集団が現れる。

 リスベットは記者、ミカエルの力を借りて相手を調べ、プログラムを取り戻そうとするが、そんな彼女に思いも寄らぬ過去が立ちはだかる。


 プログラムを巡り、謎の集団、スパイダーズ、そしてNSAの職員、更にリスベットを追うスウェーデン警察が絡み合う。

 リスベットは数多くの犯罪の容疑者と目されながらも、真犯人に近づいていく。

 リスベットは天才ハッカー、そして彼女に手を貸す者たちもハッカーで、コンピュータを駆使して、様々な窮地を乗り越えていく。

 ハイテクを駆使しての計画、実行はスピーディなところもあって、面白い。

 何度も危機を迎えるリスベットに緊迫感も募っていく。

 そして、彼女に迫る過去の影。

 ミステリーというよりもアクション・シーンも多く、サスペンス・バイレンスとして楽しめる一本。

/5

監督:フェデ・アルバレス
出演:クレア・フォイ、スヴェリル・グドナソン、レイキース・スタンフィールド
   シルヴィア・フークス、スティーヴン・マーチャント
於:TOHOシネマズ日比谷

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