CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-024「黒人魚」(ロシア)

2019年01月26日 00時22分04秒 | ロシア映画
宝と引き換えに愛する人を戻して
 湖畔にある別荘に友人たちと静養にやって来たローマが、深夜、一人で湖を泳いでいると謎の女に遭遇。それ以来、恐ろしい幻想に襲われ、日ごと体力が衰えていく。
 一方、ローマの婚約者マリーナもローマと同様、不気味な幻影に悩ませられていた。
 そんななか、ローマの異変を感じていたマリーナは湖へと向かうが、かつて、ここで女の入水自殺があったことを知る。(「KINENOTE」より)


 ロシアに伝わる〝ルサールカ(水の霊)〟の伝説を基に作られたダーク・ファンタジー・ホラー。


 湖畔の別荘に遊びに行ったローマは、水辺で謎の女性と遭遇。
 
 その後、何かにとり憑かれたように体が衰え、幻影を見るようになる。

 更に、恋人のマリーナにも幻影が迫り来る。


 その姿の美しさに魅せられ、惹き込まれていく男たち。

 精気でも吸い尽くされているのか、どんどん体力が衰えていく。

 しかも、その女性にはローマの父親も会ったことがあるようで、そのため母親が溺死するという過去がある。

 果たして、その女性の霊らしきものの正体は何で、目的は何なのか。

 ローマを救うため、マリーナはローマの姉たちと共に別荘へと向かい、霊と対峙する。


 恐怖シーンはオーソドックスなもので、驚かせられるシーンが多い。

 霊の正体は明かされるが、その目的は男への復讐だったのかなという感じ。

 ローマの愛する者を奪うというのが目的なのか、彼自身を引き込もうとしているのか。

 マリーナたちは霊を撃退し、ローマを救うことが出来るのか。

 その方法は、ローマの母親と同じ方法になってしまうのか。

 霊の弱点を見つけたような展開となるが、その理由もよく判らなかったな。

 しかし、ラスト・シーンは何となく曰くありげな感じであったな。
 それは考えすぎなのかな。

/5

監督:ズヴィヤトスラフ・ポドゲイフスキー
出演:ヴィクトリア・アガラコヴァ、エフィム・ペトゥルニン
   ソフィア・シドロフスカヤ、ニキータ・エレンヴェ、イゴール・クリプノ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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