CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-022「タイガー・スクワッド」(イギリス・アイルランド)

2019年01月24日 01時06分03秒 | イギリス映画
あいつの緑の目だけが真実
 イラクの荒れ果てた砂漠地帯。傭兵として生計を立てるジョーとパディは、組織のボス・デイブから身代金目的のため、ある権力者の娘を誘拐するミッションを請け負い目的地へと向かっていた。
 ジョーは、残酷で罪を犯しても全く後悔などしない男、一方のパディも野心家で自身の出世しか考えていない利己主義者であった。お互いを信用していないふたりは、いつ自分が裏切られるか分からない不安と疑心を抱えながら砂漠の中で行動を共にしていた。
 そんななか、目的地に到着したジョーとパディ。だが、そこにいた誘拐のターゲットはパディの元恋人シャダだった。情がわき、シャダへの拷問の手が止まるパディ。
 一方、シャダにはまた別の感情があった。(「KINENOTE」より)


 二人の傭兵らしき男が、ある目的のため砂漠を横断している。

 ジョーとバディの二人は、仕事に関してそれぞれ思うところがあり、お互いあまり信用している様子ではない。

 途中、バディは通信を受けている中、ジョーを殺害するよう指示を受けたような様子。

 そこから、果たして彼らの目的が何なのか、そして二人の運命がどうなっていくのか気になっていく。


 二人の任務というのは、砂漠の町にある邸宅に入り込み、その家の娘を誘拐すること。

 しかし、その娘、シャダがバディの元恋人であったことから事態は一変してしまう。

 3人それぞれの思惑が絡み合う中、思わぬ展開となっていく。


 登場人物はほぼ3人。

 そして、ジョーとバディの会話がほとんど。

 その中で二人が語る話が真実なのか、そしてそれが二人の行動にどう影響するのか。

 更にシャダが口にする言葉。

 本音か、誰かを操作しようとしているのか。


 クライマックス、シャダの処置を巡ってジョーとバディが対立する。

 果たして、どのような結末となるのか。

 なかなか緊迫感のある話で面白かった。

 ラストもまさかの結末だったな。

/5

監督:サイモン・ディクソン
出演:ブライアン・グリーソン、デイミアン・モロニー、ソフィア・ブテラ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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