CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-381「ルート29」(日本)

2024年12月18日 00時05分58秒 | 日本映画

カヌーに乗りたいのぉ

 他人と必要以上のコミュニケーションを取ることができない孤独な女性・のり子は、鳥取の町で清掃員として働いている。

 ある日、彼女は仕事で訪れた病院の入院患者・理映子から「娘のハルを連れてきてほしい」と頼まれ、何かに突き動かされるように姫路へと向かう。やがて見つけたハルは風変わりな女の子で、初対面ののり子に「トンボ」というあだ名をつける。

 のり子とハルは姫路と鳥取を結ぶ国道29号線を進むなかで、さまざまな人たちと出会いながら互いの絆を深め、からっぽだったのり子の心は喜びや悲しみの感情で満たされていく。(「作品資料」より)

 

 他人と交わろうとしない女性、のり子は仕事先の病院で、ある入院患者から〝娘を連れてきてほしい〟と頼まれる。

 思い立ったのり子は、その娘、ハルがいるという姫路へ向かい、彼女を見つけると、母親のいる鳥取へと向かう。

 その道中で、2人は一風変わった人たちと出会う。

 姫路と鳥取を結ぶ国道29号線を旅する2人を描いたロード・ムービー。

 のり子とハルが途中で出会うのが、ちょっと変わった感じがする人々。

 その会話の様子も少し変わっていて、一見物語風の会話が繰り広げられたり、現実なのかどうか判別し難いシーンも映し出される。

 ラスト・シーンを見ても、少しファンタジックな要素の入った話になっている。

 いつも1人でいたのり子。

 冒頭診察を受けるシーンもあるので、病気を患っているのかなと思う。

 そんなのり子は、ハルと旅をし、様々な人と出会うことで、その心に変化が起きていく。

 ハルも少し変わったところのある女の子。

 この2人の旅の様と少しファンタジックな様子が興味深い展開。

 ハルは行方不明の少女としてニュースにもなり、果たしてこの道行きがどうなるのかも興味深かったな。

/5

 監督:森井勇佑

出演:綾瀬はるか、大沢一菜、伊佐山ひろ子、高良健吾、原田琥之佑、大西力、松浦伸也、河合青葉、渡辺美佐子、市川実日子

於:シネ・リーブル池袋


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