CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-387「銀河鉄道999」(日本)

2024年12月24日 00時16分23秒 | 日本映画

君の体が錆びていく

 身体を機械に変えることで人間が永遠の命を手に入れられるようになった未来。しかし機械の身体は高価なため、貧しい人々は買うことができなかった。

 そんな中、銀河鉄道999に乗れば、機械の身体を無償でもらえる星に行けるという噂が流れる。少年・星野鉄郎は母と共に999号の停車駅があるメガロポリスへ向かうが、その途中で機械伯爵による人間狩りに遭い、母を殺されてしまう。

 メガロポリスのスラムに住み着いた鉄郎は、ある日、謎の美女メーテルから999号のパスをもらい、彼女とともに宇宙へと旅立つ。(「作品資料」より)

 

 松本零士のコミックを原作とする1979年製作のSFアニメ。

 TVアニメの放映は、観たことがあったのだが、劇場版は未見。

 4Kリマスター版がリバイバル公開され、初鑑賞。

 TV版とは多少キャラ設定が違っており、主人公の星野鉄郎の年齢が、TV版より上になっている。

 その鉄郎が、母親を機械伯爵の人間狩りによって殺され、復讐のため999号に乗り、無料で機械の体を貰えるという星に行くことを望む。

 高価な999号の切符はなかなか手に入らないが、偶然知り合った謎の美女、メーテルが切符を与えてくれると言う。

 メーテルと共に999号に乗り、機械の体を手に入れ、機械伯爵への復讐を果たそうとする鉄郎の旅の行方が描かれる。

 切符をくれたメーテルは謎の存在で、何か目的がありそうにも思える。

 そんなメーテルと999号に乗り、幾つかの星に止まり、そこで様々な人と出会い、経験をする鉄郎。

 危険な目に遭いながらも成長していくようである。

 各星での話はサクサクと進んでいってテンポは良かったな。

 松本零士作品の他のキャラクター、キャプテン・ハーロックやクイーン・エメラルダスなども登場。

 当初の目的である機械伯爵との対決は、鉄郎が機械の体を手に入れる前に訪れる。

 そして終着駅で知る思わぬ真実。

 設定も面白いが、少年の冒険と成長、そして淡い恋心を描き、面白い1本だった。

 エンディングに流れるゴダイゴが歌う主題歌は大ヒットして、こちらはよく憶えているな。

/5

監督:りんたろう

声の出演:野沢雅子、池田昌子、麻上洋子、肝付兼太、井上真樹夫、田島令子、富山敬、来宮良子、城達也

於:池袋HUMAX CINEMAS


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