CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-032「サバイバル・シティ」(アメリカ)

2022年02月04日 23時56分24秒 | アメリカ映画
俺の農場なのに
 ベテラン刑事デビッドと相棒キャルは、長年追ってきた麻薬組織の取引現場を押さえようとしていた。
 しかし、焦ったキャルの行動によって居場所を知られてしまい、激しい銃撃戦に突入。逃げ切れないと悟ったデビッドは自ら人質となり、キャルを脱出させる。
 常に銃口を向けられる絶望的な状況の中、デビッドは巧みな心理戦で相手をかき乱そうとする。(「作品資料」より)


 「ダイ・ハード」シリーズ等のブルース・ウィリス出演のクライム・アクション。

 すっかりこの手のB級作品への出演が、しかも主役ではないことが定着している感のあるブルース・ウィリス。

 本作も謳い文句では、主演のように言われているが、開始早々に撃たれてしまう。

 これで退場なのか、と思ったら、重傷を負いながら麻薬組織に捕まり、人質となってしまう。

 相棒の刑事、キャルは捕らわれているデビッドを助け、麻薬組織を捕まえようと、彼らが逃げ込んだ農場の経営者である、エリックと共に戦いに挑む。

 山里の、という感じではないが、街とは少し離れた場所にある農場で、応援のない中での戦いが繰り広げられる展開。

 組織のボスは凶悪な男のようであるが、その配下の者たちはそこまで凶悪感はなく、刑事たちを殺せという命令にも躊躇する。

 ちょっと切れ気味のカップルは嬉々として隠れているキャルを見つけ出し、殺そうとするが、ちょっと間の抜けた感じの配下の者もいたりする。

 農場主のエリックは、事故で妻と娘を亡くしたばかりで、気力も失った状態であったが、かつては軍に従事していたこともあり、戦いに臨むことで、気力を取り戻していくような感じ。

 アクションとしては王道的な設定、展開ではある。

 ある意味、孤立した状況の中で、多勢を相手にすることになるデビッドたちの行く末が気になる展開であるが、結末は見えているので、あとはデビッドたちの誰かが、命を落としてしまうのか、ということも気になるところであるが、それでも何となく安心感が漂う作品であったな。

/5

監督:ジェームズ・カレン・ブレザック
出演:ブルース・ウィリス、チャド・マイケル・マーレイ
   スウェン・テメル、マイケル・シロウ、ケイト・カッツマン
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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