CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-033「ドント・ストップ」(イタリア・ベルギー)

2022年02月05日 11時06分35秒 | イタリア映画
俺にもデカいことは出来る
 ベルギー、ブリュッセルの高校で、イスラム原理主義者による無差別テロが発生。犯人は学生たちを銃撃した末に自爆した。
 パニック状態の現場に駆けつけた救急隊員イザベルは、負傷して意識を失っている少年を救急車に乗せて病院へ向かうが、彼が爆弾ベルトを身に着けていることに気づく。その少年エデンもテロリストの一味で、意識を取り戻すと救急車を走らせ続けるよう要求。
 一方、テロ対策センターは犯人を特定し、特殊部隊が出動する。(「作品資料」より)


 冒頭は、長回しの1カットで高校生たちの登校シーンを映し出す。

 そこで、発生するテロ事件。

 爆破まで起きた高校に救急隊員のイザベルとアダモが到着し、負傷して意識を失っている少年を救急車に乗せるが、彼が爆弾を体に巻いていることが判明。

 意識を取り戻した少年、エデンは、救急車を走らせ続けることを要求。

 緊迫した車内に対し、テロ対策センターは、共犯者が現場から離れたことを知り、捜索を開始する。

 冒頭の学校内での無差別テロ・シーンも衝撃的であったが、救急車の中で体に爆弾を巻き、自爆スイッチを手にするエデンの様子にも緊張する。

 もう一人の犯人の自爆により、重傷を負っているエデンは、いつ意識を失ってもおかしくなかったが、その瞬間、手にした自爆スイッチを押しかねない様子。

 エデンの指示によって、救急病院には向かわず、街の中を走り続けるイザベルたち。

 そして、犯人を特定したテロ対策チームが、エデンを追う。

 いつ、救急車にエデンが乗っていることを彼らが知るのか。
 そして、エデンはどのような行動に出るのか、イザベルとアダモの運命はどうなるのか。

 話の行き先が気になり、緊張感のある展開であった。

 テロ対策センターのリーダーがひっきりなしにタバコ吸っていたが、あれは電子タバコなのか。
 やたら煙が出ていたようだが、とちょっと気になったな。

/5

監督:アレッサンドロ・トンダ
出演:クロティルド・エスム、アダモ・ディオジーニ
   アダム・アマラ、ヤン・ハメネッカー、スティーブ・ドリエセン
   ミリエム・アクヘディオ、ジャメル・バレク、ムスタファ・ベンケロム
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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