人は親の死は忘れるが、自分の財産は忘れない
世間を騒がせた現金強奪事件から15年。その罪を一人で背負い服役していたメディは、南国で悠々自適の暮らしを送るかつての仲間たちの前に現れる。だが、血と暴力から目を背け、対立組織にもやられ放題の仲間たちの姿を目の当たりにしたメディは苛立ちを隠せない。
かつての日々を取り戻すかのように、メディは再び彼らを暴力の渦へと引きずり込んでゆくのだが。(「KINENOTE」より)
15年前の銀行強盗で、ただ一人逮捕され、収監されたメディ。
そのメディが15年の監獄生活が終わり、弟や仲間たちが暮らすタイ、パラダイス・ビーチへとやって来る。
仲間たちについて決して口を割らなかったメディは、自分の取り分を要求するが、どこか歯切れの悪い仲間たち。
更に、大金を手にして得た豪華な生活に慣れてしまったのか、対立組織の暴力にもこれっといった対応を見せない。
そんな姿に業を煮やしたメディは、徐々に暴走をし始め、仲間たちはメディに対して不安を感じ始める。
15年前の強盗に関し、警察が早々にやって来たことに疑問を持つメディは、裏切り者がいたのではないかと疑う。
そんな疑いから話が展開していくので、いったい誰が裏切り者なのか、そしてメディがどのような行動を起こし、仲間たちと共に行き着く先がどうなるのか気になる展開。
弟の結婚した相手が、タイの実力者の娘ということで、最終的にはそこも絡んでくる話になっている。
仲間内でのいざこざに加え、対立組織との抗争、そしてタイの実力者を交えての展開で、どのような結末となるのか判らなかったな。
ラストは意外な事実が明かされてのエンディングへと向かっていくが、ある意味アッサリした結末、ノワールらしい結末だったかなという印象であった。
/5
監督:グザヴィエ・デュランジェ
出演:サミ・ブアジラ、テウフィク・ジャラ、メラニー・ドゥーテ
ヒューゴ・ベッカー、ユベール・クンデ、フローラ・ボナベンチュラ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
世間を騒がせた現金強奪事件から15年。その罪を一人で背負い服役していたメディは、南国で悠々自適の暮らしを送るかつての仲間たちの前に現れる。だが、血と暴力から目を背け、対立組織にもやられ放題の仲間たちの姿を目の当たりにしたメディは苛立ちを隠せない。
かつての日々を取り戻すかのように、メディは再び彼らを暴力の渦へと引きずり込んでゆくのだが。(「KINENOTE」より)
15年前の銀行強盗で、ただ一人逮捕され、収監されたメディ。
そのメディが15年の監獄生活が終わり、弟や仲間たちが暮らすタイ、パラダイス・ビーチへとやって来る。
仲間たちについて決して口を割らなかったメディは、自分の取り分を要求するが、どこか歯切れの悪い仲間たち。
更に、大金を手にして得た豪華な生活に慣れてしまったのか、対立組織の暴力にもこれっといった対応を見せない。
そんな姿に業を煮やしたメディは、徐々に暴走をし始め、仲間たちはメディに対して不安を感じ始める。
15年前の強盗に関し、警察が早々にやって来たことに疑問を持つメディは、裏切り者がいたのではないかと疑う。
そんな疑いから話が展開していくので、いったい誰が裏切り者なのか、そしてメディがどのような行動を起こし、仲間たちと共に行き着く先がどうなるのか気になる展開。
弟の結婚した相手が、タイの実力者の娘ということで、最終的にはそこも絡んでくる話になっている。
仲間内でのいざこざに加え、対立組織との抗争、そしてタイの実力者を交えての展開で、どのような結末となるのか判らなかったな。
ラストは意外な事実が明かされてのエンディングへと向かっていくが、ある意味アッサリした結末、ノワールらしい結末だったかなという印象であった。
/5
監督:グザヴィエ・デュランジェ
出演:サミ・ブアジラ、テウフィク・ジャラ、メラニー・ドゥーテ
ヒューゴ・ベッカー、ユベール・クンデ、フローラ・ボナベンチュラ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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