CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-351「テリファー0」(アメリカ)

2024年11月20日 00時09分07秒 | アメリカ映画

ピエロはビデオの中

 あるハロウィンの夜。ベビーシッターのサラは2人の兄妹の子守りをしていたが、子どもたちのお菓子の袋の中に古びたビデオテープが入っているのを見つける。

 子どもたちの好奇心に押されてビデオを再生すると、残虐な3つの物語が映し出されて。(「作品資料」より)

 

 「テリファー」「テリファー 終わらない惨劇」と続くシリーズの以前、2013年に製作されたスプラッタ・ホラー。

 劇場未公開であったが、最新作公開に合わせて劇場初公開。

 謎のピエロ、アート・ザ・クラウンも登場する。

 ハロウィンの夜、姉弟2人のベビーシッターをしているサラ。

 弟、ティミーが集めたお菓子の袋にビデオテープが入っている。

 何が録画されているか判らず、サラは躊躇するが、子供たちにせがまれ観ることに。

 そこに映し出されるのは残酷なストーリー。

 てっきりそのストーリーはすぐに現実のサラたちに降りかかるような展開かと思ったが、しっかりそのストーリーは進んでいく。

 最終的には3つも話がある。

 サラたちが観るビデオの話という設定のオムニバス・ホラーだったんだな。

 異なる恐怖を描いているが、しっかり全てにアート・ザ・クラウンは関わっている。

 ピエロの扮装をしての振る舞いはユーモラスで笑えるシーンもある。

 しかし、その行動は残酷である。

 話の合間にサラたちの様子が映し出され、徐々に彼女たちにも恐怖が迫ってくる様子が描かれる。

 ビデオに収められているのは、いわゆるスナッフ・フィルムかと思ったが、フィクションっぽい作りだったな。

 ストーリー自体は捻りもそれ程ないが、アート・ザ・クラウンのユーモラスな動きと残虐な行動のギャップが面白いホラーであった。

/5

監督:ダミアン・レオーネ

出演:ケイティ・マグワイア、キャサリン・キャラハン、マイク・ジャンネッリ、コール・マシューソン、シドニー・フライホア

於:TOHOシネマズ新宿


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