CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-224「ザ・ハント」(アメリカ)

2020年12月31日 20時28分35秒 | アメリカ映画
反乱後に角砂糖は?
 ある日、12人の男女がどこかも分からない森の中で目覚める。彼らはそれぞれに拉致され、理由も分からぬままここに集められていた。
 そんな彼らの目の前には巨大な木箱が置かれ、中には一匹の豚と数々の武器が入っていた。
 その直後、どこからともなく銃声が鳴り響き、彼らは武器を手に必死で逃げ惑う。やがて彼らは、これがネット上でまことしやかに囁かれていた“マナーゲート”と呼ばれる陰謀論にそっくりだと気づく。
 それは、セレブが一般庶民を拉致して行うと言われる人間狩りゲームだったのだが。(「allcinema」より)


 一部のセレブたちが、一般庶民を拉致し、人間狩りゲームを行う。

 そんなセレブたちから逃れるために拉致された人々が奮闘する姿を描いたサバイバル・スリラー。

 
 目が覚めれば、見知らぬ場所に複数の男女。そこで強いられるサバイバルというと、これまでも色々観てきたな。

 本作は単純に集められた男女が、命を狙われるという人間狩りに遭うという展開。

 一応、拉致された男女にも武器は与えられるが、訓練を受けたセレブたちの攻撃にひとたまりもない。

 序盤からミスディレクションを誘うような展開になっている。

 この人物が中心となって、生き残り、反撃していくのだろうなと思わせながら、意外な展開。
 エマ・ロバーツだったからな。

 更に、ネット上で噂になっている人間狩りの場〝ゲート〟から標的が逃げ出し、関係のない人物たちも絡んでくるが、それが本当に関係ないのか、セレブたちが装っているのかも疑わしい。

 やっぱり、反撃する人物がいて、仕掛けた者たちを追い詰めていく展開になる。

 なかなかサバイバルなアクションに緊迫感のある展開ではあったな。

 セレブたちが行う人間狩りと、選ばれた標的に関する真実が明らかになるクライマックス。

 意外な真相が明らかになるのだが、ネット社会の怖さを物語るものだったな。

 何故か豚が一匹登場するなど、ちょっとコミカルな雰囲気も漂わせながらも繰り広げられるサバイバル。

 言っていいのか判らないが、面白い展開の作品ではあったな。

/5

監督:クレイグ・ゾベル
出演:ヒラリー・スワンク、ベティ・ギルピン、エマ・ロバーツ、アイク・バリンホルツ
   ウェイン・デュヴァル、イーサン・サプリー、クリス・ベリー、スタージル・シンプソン
於:TOHOシネマズ新宿

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